カシメルマンはBARにおるんちゃうか

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「MIG-25《восемьヴォースィミ(8)》」

2020年06月20日 | 製作日記 MIG-25
↓コックピットの塗装。
実機の写真では所々に四角い黒いパネル(スイッチ類のパネル)が
嵌ってるのが目についたのでここは先ず黒いサーフェイサーを吹き付ける。

↓その黒いパネルんとこにマスキングテープを貼って
コックピットの内装色を吹く。

↓ロシア現用機のコックピット色はクレオス〈391番〉ターコイズグリーン。
ちょっと「!ええっ?」と退いてしまう、にわかに信じ難い色だけど、
ホントにこんな色してる。資料写真の写り具合もあるけど、もう少しソフトな
色合いにしようと思ったので〈72番〉ミディアムブルーを少し混ぜ込んだ。

↓塗るとこんな。
わー、やっぱこれでも目が痛い色だなー。
マスキングを剥がすと綺麗に四角い黒が残ってる。

↓更に実機写真を参考に細筆を使って暫くちゅくちゅく塗り分けてみる。
インパネは計器類のデカールとかキットに含まれていないようなので、
なんかそんな風に見えるよう繕ってみるしかない。

↓何時ものようにマスキングテープでシートベルトも作ってみる。
お助けパーツも手元に無いしな~。

↓…なんとか墨入れまで漕ぎつけた。
まぁ思ったより上手くいってると自己満足。

↓で、今回の工夫は墨入れにMr.ウェザリングカラーのマルチホワイトも導入したところ。
計器類は黒いパネルに白で目盛りとか書いてあるんだけど、細筆では限界があるので
この白い墨を流して計器の外周に目盛りがある感じに見せようと考えた。
やりかたは計器を黒く塗った上でポチョンと白墨を落とし、乾かないうちに細い綿棒で
真ん中をチョンと吸い取ると外周にほんのり白い墨が残る。
これがなんとなく目盛りに見えないかという考えだ。
但し、計器部がしっかり凹になってる必要があるので浅いモールドの
計器部はピンバイスで深めにしておくとよいみたいだ。

↓ヘッドレストには文字が書いてあるようなのでマイクロデカールを使用(矢印)。
キットにもココに貼るデカールがあったけど黒い文字だったので
ヘッドレストを黒にしてしまった自分は黄色と白のものを他から流用。
実はよく見ると英語なんだけど1/72じゃあ肉眼で判別できない(^^。

↓組み立てるとこんな具合だ。
見えにくいので半割り状態だけど。…上手く“誤魔化せてる”ね(笑)。

↓機首内に埋め込んでしまうと結局この程度しか見えなくなる。
モデリングはとかく“自己満足”の世界なのである。



…ミグ25ってH.U.D.付いてないのな。
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