カシメルマンはBARにおるんちゃうか

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「展覧会 岡本太郎」

2022年10月02日 | イベントなど

今年、自分がよく散歩する中之島地区の外れに「大阪中之島美術館」がオープンした。
「何か興味のある展示内容にでもなったら見に来よう」と思っていたら、
いつのまにやら岡本太郎関連の展示になっている事に気がついた。
岡本太郎の作品は昔から好きだったし、しかも期間終了まじかだったので
慌てて見に行った感じだった。

ド平日なら空いているだろうと昼一からチャリンコ漕いで行ったら、
思ったよりギャラリー多し。駐車場も車の列が出来てたのでチャリンコは正解だ。
当日券を買おうとしたら、なんと夕方からの入場券しか残っていなかった。
「ひェー、時間までどうやって暇潰そう…」岡本太郎人気恐るべし。

↑エントランス辺りに置いてあった欄干越しの太陽の塔。…なんだかオチャメ。

↑先ずは館内の空間の使い方が贅沢で驚く。殆ど吹き抜け。
無造作にフロア面とエスカレーターが配置してあって建物自体でも楽しめた。

↑展示室に入ると思った通りの“太郎節”が爆裂。
以前、東京青山にある「岡本太郎記念館」で見たものもそのまま
持ってきてある。…ってことは地元の方は現在スッカラカンなのかな。

↑岡本太郎氏は初期の頃は人間のヌードとか、そこら辺のフツーの芸術家が
描くような画を描いてたみたいなんだけど、ある時期から晩年までは
こういう曲りくねった図形のような画ばかりを描くようになった。
多分、現実に存在するモノを描くのは単なる写生であって芸術とは云えない、
みたいな思想なんじゃないかと…。
自分の中から染み出した、現実には存在しないものを描く。
当然他人にはそれが何なのか判らない。でもそんなイメージが
爆発するように染み出てくる…。 そんな作品の数々を眺めていると
「なんだこれは!?」とか「芸術は爆発だ」の意味が解る気がするのである。
こういうヒトじゃなければ「太陽の塔」なんてベラボウなものは作れないだろう。
2025年の大阪万博にはあれを超えるシンボルは現れないんだろうか…。

↑休憩所のような場所に置いてあったのは、これは確か
「坐ることを拒否する椅子」。座って構わないんだろうけど誰も座らない。
座ると痛いのだ。お尻のツボが刺激されて健康にはなるかも知れんけど(笑)。
椅子は普通、心地よいモノである。「心地よくあるな」というのはこの事なのか。

↑館内にヤノベケンジ氏の巨大作品も。
このヒトの作品も過去に他のイベントで幾つか鑑賞した。
デカいだけに作るのも大変そうだ。

↑レストランの前に「タローマン」の展示あり。
こちらはミニチュアセットの中に入ってタローマンと記念撮影が可能。
自分は独りだったのでなんだか恥ずかしいし撮影してない。…残念。
売店にはこれも残念ながらタローマンフィギュアなどは置いていなかった。
タローマンのフィギュア欲しいよな。「マイナスに飛び込め!」

↑観終って外に出るとこれもヤノベケンジ氏の「シップス・キャット」が。
黄昏時に電飾がキレイだったのな。夕暮れまで居てある意味正解。
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