2012-2013シーズン聴いたコンサート観たオペラはこちらから
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2012年11月17日(土)3:00pm
NHKホール
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ブルックナー 交響曲第8番(ノヴァーク版)
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エド・デ・ワールト 指揮 NHK交響楽団
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16分14分25分22分
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第一印象は、何かが非常に欠けている。例えばホルン、ワーグナーチューバ、トランペット、トロンボーンあたり、早い話がブラス。揃っているし散漫でもない普通にハモッテいる。(ゲルギエフ&マリインスキーには遠くおよばないけれど)
何が足りないか、やる気、気持ちの込めよう、まるで、ない、と思う。
ワールトの棒云々といったこと以前に、N響の特にブラス、あれじゃ動かない能面。
やる気を起こさせない指揮者が悪いんだと例え言ったって所詮、当事者同士の話しで、こちらでどうだこうだという話でもない。ムジチーレンっていいましたっけ、音を楽しんでいるというより、ルーチンハーモニーだね、これは、
バシャー、バシャーって音が出てくる。
演奏のことを考えながらやっているんだろうが、そのレベルの深度が相当に浅い。名演奏なんかできっこないって自分たちが思っているのではないか。それとも、うまくやって、良かったですよお手柄でした、とほめてくれる人が必要なのかな、聴衆以外に。
自発的ムジチーレンがない演奏会でした。またこの音楽が持つ緊張感はまるで感じませんでした。
縦のライン一つとっても揃っているが、なんというか呼吸は合っているいないにかかわらず楽譜通りやればバーは合うけれど、息や、やる気があっているとは思えない。同じ指揮者を今後招へい予定があるのなら、やめて別の指揮者にした方がいいと思う。
指揮者は悪いとは言ってません、このオーケストラの性格に合わない。
「じゃあ、おまえ、ブラインドで聴いてみろ」って言われたら恐いですね。
おわり
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おわりって書いた後に思い出したんだが、このオーケストラには競争意識が必要な気がしました。
おわりおわり
コメントありがとうございます。
オーケストラの方が指揮者を見極めようとしているのかどうかわかりませんが、どうも指揮者によりだいぶ演奏内容が異なると思います。