河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

1798- デュティユー、Sym.No2、ブラームス、Sym.No2、ベルトラン・ド・ビリー、都響2015.5.13

2015-05-15 23:19:00 | コンサート・オペラ

2015年5月13日(水) 7:00pm 東京文化会館

デュティユー  交響曲第2番 ル・ドゥーブル 7-10-12

Int

ブラームス  交響曲第2番ニ長調  20-9-5-8

ベルトラン・ド・ビリー 指揮 東京都交響楽団


プログラム的にはもう一曲まぜてほしい。都響のショートプログラミングは相変わらず。5分遅れのステージインも相変わらず。遅刻開始、短いコンサート、おおいに改善の余地あり。

デュティユーですが、このてのミュージックは時間が経つと忘れてしまうという難点がある。気に入ったら何度も聴き返さなければいけない。
この曲は編成が特異で、大編成と小編成が聴衆に向かって半円ドーナツ型に並ぶ。小編成が手前。小編成組をあとで入場させることにより、その配置がよりわかりやすくなり、またインストゥルメントの種類もよくわかる。いいアイデアですね。
雰囲気はこんな感じ、
1.    スタッカート風な
2.    空虚な鳴り
3.    とろとろと流れていく
ヒラメキミュージックではないですね。苦労具合がよくわかるもの。曲の説明が必要と言うのがこの種の音楽。


後半はブラームス2番。第1楽章リピートあり。長い演奏と感じることはありませんでした。
昨年、この指揮者でオペラとコンサート両方見ました。概ね同じ感想です。粒立ちがいいというか、アンサンブル単位での縦の線がクリアで、また、メロディーラインはスタッカート風な味付け。うねりを作っていくスタイルではなくて、ドライな感じ。熱狂型ではないですね。バランス感覚に優れた指揮者です。

都響の音は硬すぎて、昨年の新国立での東フィルとのアラベラのような雰囲気はなかなか出せないのだろう。
おわり