河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

PC版に一覧等リンクあり。
OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

1712- ラフマニノフpf協3、及川浩治、ブラームス4番、佐渡裕、東フィル、2014.11.16

2014-11-17 01:13:55 | コンサート・オペラ

2014年11月16日(日)3:00pm オーチャード・ホール

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番 20′12′16′
 ピアノ、及川浩治
(encore)
ショパン  ノクターン第20番(遺作) 4′

ブラームス 交響曲第4番 14′12′6′10′

佐渡裕 指揮 東京フィルハーモニー管弦楽団



椅子のケツ飛ばしジャンピングフィニッシュ、最後までひたすら悶々と格闘していた及川がまとめの仕上げ!
渾身の3番フィニッシュ、爆ピアノ!、いいもの観た聴いた。

ややドライで勢いのあるピアノ、うるさくならず端正ともいえる響きが心地よい。この曲と3番シンフォニーは好み。聴くときはこちらもちからがはいる。
芯になる音、核になる響き、そのようなものを感じ取ることが出来たらもっともっと素晴らしい3番コンチェルトになっていると思う。
でもあのジャンピングフィニッシュは演技というよりもそこに至るまでのラフマニノフの難しさを一気に解放したような気分で、説得力のほうが大きかった。大変な代物ですよね。

それから協奏曲の指揮になっていない棒下のオケとピアノの距離は遠いと言わざるを得ない。

ブラームスのシンフォニーは16型編成で、このホールは1階は響きがあまりよくなく、上に行けばいくほど良い。3階席でベースがゆらゆらと揺れるスケール感のある響きはオーケストラを聴く醍醐味、サウンドを満喫できました。

佐渡さんはマスメディアの露出も結構ありますが、東京での燃えない拍手は何故なんでしょうか。
おわり