おや、タベログのクラキチさんが、新宿方面のバーにも神出鬼没し始めた模様。
.
●
ブルータスに掲載された「20年通えるバー」を探して2010年10月初旬の土曜日に初めてうかがいました。
この日はコンサートを二つはしごしてそのあとの闖入です。
地下鉄新宿三丁目駅のC5出口を出てすぐですので迷うこともありません。
2階の濃い入口をあけるとこれまたかなり濃い作りで暗さに溶け込みます。
店長は、雑誌の説明からもわかる通り、濃いイタオペ・ファン。
シャンパン、カクテルがメインのお店だと思います。
ウィスキーはストレートで飲む人にとってどこで飲んでも同じであり、だから品数、バリエーションをそろえるか、わざと偏りをみせてコアな感じを作るなど、手だては味以外の事のウエイトが高くなりがち。
カクテルは、腕が勝負ですね。お店ごと、作り手ごとの味の違いや硬さ柔らかさ、奥行き感などいろいろな味わいを楽しめます。
お店の内部のつくりが凝っていて、暗い光とよく合う。シックな趣です。
そんなに大きなお店ではありませんが、隣との間隔をつくってくれるようなところがあると感じました。
また、流れている音楽は当然イタオペ。お客さんも愛好家が多いに違いありませんね。いい時間を過ごすことが出来ました。
カクテル3杯とウィスキー1杯で6~7千円ぐらい。
クラシック音楽を好きな人には店長が優しく寄り添ってくれます。
アフターエンタメでみんなで、今日の演奏はどうだったこうだったという盛り上がりが欲しいときはこのお店で。
間違ってもシェーンベルクの弦楽四重奏曲第2番が流れてくるようなことはありませんので。
.