河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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781- ジェイムズ・チェンバース 棒を振る 1984.4.15

2009-03-03 23:30:00 | インポート

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1983-1984シーズン聴いたコンサート観たオペラ、をだらだらと書いてます。

ニューヨーク・フィルハーモニックのほうは定期公演が終わりました。前回ブログでその最終公演の模様を書いてます。そのまとめはこの次に譲るとして、こんなのもあったようです。

1984415日 アジア協会

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ニューヨーク・フィルハーモニックの人事担当取締役のジェイムズ・チェンバースが棒を振った。

相手はニューヨーク・フィルハーモニック・アンサンブル。

曲はドヴォルザークのセレナードなど。

チェンバースはジュリアードでホルン、室内楽の教鞭をとっている。

(フィルハーモニック・ニュースより)

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どのような演奏だったのか聴いていないのでわからないが、ご本人の栄光のサウンドのように意のままに振ることができたのであろうか。

チェンバースの時代はヴァッキアーノ、コリリアーノ(おやじの方)とともにあり、バーンスタイン時代のホルン・ソロはほぼ全て彼のものではないか。(ヨゼフ・シンガーもいるかぁ)

今の時代、どこのオーケストラの音楽監督もシーズンのうち半分も振らないだろう。希薄な関係で、たとえば10年音楽監督をしていた、なんていってもオーケストラの歴史に名前は残っても音にはほとんど残らない。録音ではある程度残ったりするが、別に音楽監督だからといった演奏であるわけでもなく、ただその機会が他の指揮者よりも多いだけだ。

バーンスタインのニューヨーク・フィルハーモニック音楽監督時代の演奏回数、録音回数はすさまじいの一語に尽きる。(HP開設をお楽しみに。)

その棒に全部つきあったのがジェイムズ・チェンバースということになるだろう。

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チェンバースが引退してフィルハーモニックの人事担当をしていた時代、事務所まで別件で出かけていって話をした記憶があるが、話というよりも売った喧嘩をなだめてもらったようなもので、その内容は恥ずかしくて書けないものだ。

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今のフィリップ・マイヤーズもフィリップ・スミスもグレン・ディクテロウも30年の長きにわたる。スタンリー・ドラッカーはその倍の60年でいまだに現役。

マイヤーズの音から昔のチェンバースの音をイメージできるのだろうか。

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