河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

646‐疲れを癒す華金ナイトはファジー加減なお酒で

2008-07-25 01:03:44 | 六本木にて

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お昼、近くにいい喫茶店がないので、よくタリーズに顔を出す。といってもテイクアウトがほとんどだが。

それで、ここのお店のコーヒーはとても量が多く、たのむときはいつもショートサイズ。なのに、店員に面が割れているせいか、いつもカップになみなみと溢れんばかりのコーヒーだ。量が少なくていいのでショートをたのんでいるつもりなのだがサービス精神旺盛な店員はショートサイズのカップにいつも特盛り。。

こうゆうケースってクレームのつけようがないよね。大は小を兼ねる。ゆっくりと飲むことにしている。

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今日は華金。。

ウィスキーはここ何年もピュアなモルト系のストレート飲みが普通になってしまったが、どうもあのはかり売りだけはいやなもののひとつ。

飲む前からその量がわかっているって、サラリーマンのお決まりの給料みたいで、ただでさえつまらなかった仕事が、はかられたお酒では癒されることもない。実につまらない。

そこまでわかってお酒を作ってくれとはもはや言うまいが、気持ちはそんなとこ。

だからといって、どくどくとタリーズのコーヒーみたいになみなみと特盛りにしてくれという話でもない。ショートはショートでいいんだ。

まず背筋を伸ばし、深呼吸をし静止状態を保持し、ボトルをおもむろにななめに傾け、そしてグラスに一筋のうなじのごとき滑らかさで、その黄金の水をたらしてほしい。

そのアクションが完結したお酒をゴクリとやればさぞおいしいことだろう。

お酒の量は、時と場合、雰囲気、人数、などにより腕のあるバーテンダーにそれぞれの気持ちの目分量ってやつで作ってほしい。

このようにしていただくお酒は実にうまい。お互いの気持ちみたいなものが飲む前に少しひらかれた感じになり双方に通じる心ができ、2杯目以降もおいしく飲める。カウンター越しで会話は少なくても通じるものが自然とできてくるものなのだ。このようなことがお酒のうまさに加味されさらにおいしいお酒となるわけだから、こうなれば仕事のことなど忘れ、本格的な華金ナイトに突入するのも日常茶飯事、もとい、金曜茶飯事となること間違いなし。仕事の疲れはこうやって癒されるんだ。

それでアップした絵はなぜかジョニクロオンザロックス。グラスがジョニクロなのでそのように思ってしまう。ストレートしか飲まない、などといっているのにオンザロックス。。

外でバーで飲むときはストレート系。河童の蔵で飲むときはオンザロックス。そんなところですかね。あんまり酔っ払っちゃうと翌日のコンサートにひびくし。

ところで、この絵は、一昨日 昨日と書いた1983.11.17クラウス・テンシュテット指揮ニューヨーク・フィルハーモニックのプログラムに載っている広告ページから拝借したもの。昔も今もおんなじですね。

オンザロックスだったら始まる前、休憩時間でもいけるかもしれません。欧米の真似をしてコンサート会場で酒を飲めるようになったのはサントリーホールの大罪だが、酒の魅力には勝てないのかもしれない。しかし一度飲んでしまったら演奏など二の次になるのが目に見えている。日本人のように分解速度がおそい人種にとっては百害あって一利なし。サントリーホールから5分歩けばギロッポンに着くのに、なぜ我慢できない。。

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かといって、異常に少ない量の400円コーヒーを飲んでも体の一部でさえ満足するものではないのも事実。サントリーホールのあの400円コーヒーにはいつも呆れかえる。。

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なにはともあれ

今週もよい週末を。

おわり

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