新年度から社会福祉協議会のたんぽぽ作業所の利用者にも自己負担をお願いしようという東郷町当局の方針が改められました。
町の従来の方針についてはhttp://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20080222をご参照ください。
11日の民生委員会でも、私は「利用料の無料化は今年度だけの特例というが、7月の国の制度改正と、新年度からの町の上限5千円の福祉給付金とを合わせて無料化されるまでの3ヵ月間だけでも、延長できないか」と質しましたが、担当課長と部長は態度を変えませんでした。
このままでは、一時的にせよ、たんぽぽ作業所の利用料が発生してしまうところです。その額は、利用者の1ヵ月分の工賃の約半分にもなります。
しかし、19日の利用者の家族に対する説明会で、3ヵ月間特例を延長して利用料が発生しないようにするという説明があったということが、わかりました。
21日、町の担当課長に確認したところ、町長の判断でそのように決まったことがわかりました。
町長が「今年だけの特例」という杓子定規な判断をやめ、利用者の実態に寄り添った判断をしたのは、本当に良かったと思います。そもそもなぜ無料化を実行したのかという原点に戻って判断されたのだと推察します。