書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

鶴見俊輔著者代表 『日本の百年』 1 「新しい開国」

2006年08月29日 | 日本史
 全10巻。第1巻のこの書では1952年から1960年を扱っている。
 巻末の各巻紹介によれば、第2巻「廃墟の中から」では1945年-1952年、第3巻「果てしなき戦線」は1937年-1945年と、巻が進むにつれて逆に年代が遡っていく(最終巻第10巻「御一新の嵐」で1861年-1877年と、出版年のまさに100年前へと及ぶ)。
 誰がこんな奇抜なことを思いついたのかと巻末の著者紹介を見れば、代表の鶴見俊輔氏のほか、神島二郎、橋川文三、今井清一、松本三之介、大宅壮一の諸氏だった。
 形式だけでなく、内容もまた奇抜である。言うまでもないことだが、この奇抜の「奇」は、奇妙の「奇」(異常な、おかしい)ではなく、奇計の「奇」(人の意表を突く)もしくは奇麗(綺麗)の「奇」(他に抜きん出てすぐれている)である。

(筑摩書房 1961年12月)

▲「MSN毎日インタラクティブ」2006年8月29日、「薬害エイズ:安部氏の非加熱製剤投与、カルテで逮捕を決断」
 →http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060829k0000m040143000c.html

 備忘のため、メモ。

▲「MSN毎日インタラクティブ」2006年8月29日、「漁船銃撃拿捕:乗組員3人『霧で信号弾見えず』本紙と会見」
 →http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060829k0000m040141000c.html

 同上。

▲「池田信夫 blog」2006年8月28日、「グレーゾーン金利」
 →http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/d/20060828

 同上。コメントとトラックバックも含め。

▲「池田信夫 blog」2006年8月29日、「OhmyNewsの古色蒼然」
 →http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/f303b4a63cf340c0315e913a8fdfb68a

 同上。