草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

平成の世の時代閉塞を打ち破るのは行動する保守運動だ!

2013年02月19日 | 思想家

 安倍晋三首相を先頭に押し立てて、保守派が街頭に繰り出しているのは、単なる過去への回帰なのだろうか。私はもっと奥深いものがあるような気がする。すでにサヨクはその存在を否定され、わずかに反原発とかエコロジーとかに、拠り所を求めているに過ぎない。もっとも腐敗した部分は、トクアノミクスとして、外国勢力の手先となっている。日本のサヨクの歴史を回顧してみると、1956年のスターリン批判が決定的意味を持っていた。それ以降は、独自の歩みをするしかなかったからだ。そこで登場したのが黒田寛一であり、吉本隆明らであった。しかし、ソ連型共産主義ではない共産主義を目指したものの、単なる仇花に終わった。21世にになってから、行動する保守運動が登場した。彼らは臆することなく、戦後民主主義の虚妄を批判している。石川啄木は明治43年8月、「時代閉塞への現状」について書いた。時代閉塞の状況下において「われわれのうちのもっとも急進的な人たちが、いかなる方向にその『自己』を主張しているかはすでに読者の知るごとくである」とアジった。幸徳秋水らの大逆事件を念頭に置いていたのは確かだが、その一方で、北一輝の著作にも啄木は接していた。サヨクが後退局面にある今、行動する保守運動にしか、若者は活路を見出せなくなっているのである。啄木が生きていれば、「もっとも急進的な人たち」と名指しするのは、彼らのことではないかと思う。

 
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安倍首相の指導力を邪魔するのは公明党や新自由主義者だ!

2013年02月19日 | 政局

 民主党政権がどれだけ駄目だったかについて指摘しようとすると、枚挙にいとまがない。大変な3年3ヶ月であった。ブログを書く方もエキサイトしてしまって、罵倒一歩手前のところまでいった。家人からも心配される始末であった。今では保守派のブログの主張は、日本国民多数の意見になった。市井の片隅に生きている身ではあっても、少しは役立ったのではないか、と自負している。しかし、これからは、また新たな困難が待ち構えている。とくに、気をつけなくてはならないのは、自民党と連立を組んでいる公明党の出方だ。共産主義の理想をかなぐり捨てて、領土的野心を露骨にしている覇道国家中共に対して、あまりにも媚び過ぎである。戦後レジームからの脱却を目指す、安倍首相の安全保障政策の足枷になるのは目に見えている。与党内の野党として、警戒を怠ってはならないだろう。さらに、もっと手強いのは、自民党内の新自由主義を信奉する勢力だ。保守派とて、経済における国際化を否定しているわけではないが、痛みを少なくする意味で、あくまでも条件闘争なのである。自民党が先の総選挙で公約した「聖域なき関税撤廃を前提にする限り、交渉参加に反対する」との方針は堅持されるべきだ。交渉にあたっては、国益上少しでも有利にする。日本の政治家として、それは当然の責務なのである。いくら同盟国であろうとも、アメリカの言いなりになることだけは、断じて阻止しなくてはならない。

 
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