ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

首相夫人、菅伸子さんの新書

2010年08月17日 | 研究・書籍
「菅首相、代表選で再選された場合、小沢一郎氏を幹事長に起用しない方針」の今朝のニュース。この判断の陰にもきっと聡明な細君、伸子夫人のアドバイスがあったのかもしれません。

『あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの』 (幻冬舎新書)を読み改めて菅伸子夫人の大きな存在を感じました。夫人は菅直人に「家庭内野党」と言われるだけあって、夫の行動、指針の重要なチェッカー役を果たしています。議員や大臣になっても市民感覚を忘れることのないように、その視点から政治状況を客観視し適切なアドバイスを夫人が夫に与えてきたようです。

国民が疑問に感じているテーマを、4章ではQ&Aの形で夫人が「代表質問」に応じている。
そのひとつ「普天間問題にどう臨むか」では、副総理だった菅は何もしなかったことの弁明が述べられています。それぞれの質問Qでは深く掘り下げるところまではいかないにしても設問自体はタイムリーなものが並んでいます。

夫人の目を通しての、首相人物像を知る書、というのはとても珍しいし面白いものでした。


あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの (幻冬舎新書)
菅 伸子
幻冬舎

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