念願の「七人の侍」をみました。
図書館の「黒澤明映画会」で偶然にも。
上映時間207分、約3時間の長作。
1954年の作品、というと終戦10年後の制作だ。
三船敏郎の扮する野武士、菊千代がけっこう
滑稽な演技をするのが意外だった。
七人の侍たちが、竹槍程度の貧相な武器しか
持ち合わせない農民達の微力をしっかり組織的に
まとめて厳しく指導して行く。
観客は、きっと戦争体験の醒めやらない時代に、
旧日本軍のことを思い出しながら見た人も多かった
のではないかと思われます。
さすが痛快な名作映画です。
ふと、ひるがえって今の政局を想い比べてみました。
強固な自民党・官僚政権を交代させるには、その内部
事情に精通した小沢一郎氏のような戦いに長けた正規
の兵法や、裏を熟知する七人の侍のような“傭兵”的な
政治家が今の民主党にはどうしても欠かせない。
正義感に燃えた若い百姓、利吉のような指導者だけでは
残念ながら不十分なのではないだろうか。
ただ、肝心の農民達の支持がおぼつかなくなった今は、
ここはさっぱり一歩、自ら退くのが良策かと。。
図書館の「黒澤明映画会」で偶然にも。
上映時間207分、約3時間の長作。
1954年の作品、というと終戦10年後の制作だ。
三船敏郎の扮する野武士、菊千代がけっこう
滑稽な演技をするのが意外だった。
七人の侍たちが、竹槍程度の貧相な武器しか
持ち合わせない農民達の微力をしっかり組織的に
まとめて厳しく指導して行く。
観客は、きっと戦争体験の醒めやらない時代に、
旧日本軍のことを思い出しながら見た人も多かった
のではないかと思われます。
さすが痛快な名作映画です。
ふと、ひるがえって今の政局を想い比べてみました。
強固な自民党・官僚政権を交代させるには、その内部
事情に精通した小沢一郎氏のような戦いに長けた正規
の兵法や、裏を熟知する七人の侍のような“傭兵”的な
政治家が今の民主党にはどうしても欠かせない。
正義感に燃えた若い百姓、利吉のような指導者だけでは
残念ながら不十分なのではないだろうか。
ただ、肝心の農民達の支持がおぼつかなくなった今は、
ここはさっぱり一歩、自ら退くのが良策かと。。
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