ポポロ通信舎

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日の丸CPU、世界最速

2009年05月14日 | IT関連
新型CPUの名前は「ビーナス」
このCPUの用途はスーパーコンピューターの次世代先端分野ですが、
日本の技術力はすごい。
インテル、IBMはCPUに強い。そのインテル最速品の2.5倍!

インテルといえば、EU(欧州連合)からPCメーカーに自社製品を使うよう
圧力をかけた容疑で(EU独禁法違反)巨額な制裁金を要求されています。

「インテルに制裁金も入ってる」(よみうり川柳)


世間は何かと「未曾有の100年に一度・・」が枕詞になっています。
「100年以来」「10年来」、時間経過が伴う表現は鵜呑みはできません。
ただ、
世界新の場合は、前回がいつであったかよりは「今達成記録」ですね。
新薬開発や地震予知技術への幅広い貢献を期待します

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(13日夕 日経ネット= 記事&写真)
【富士通が世界最速CPU開発 日本メーカー、10年ぶり記録更新】
 富士通は13日、1秒間に1280億回の計算ができる世界最速のCPU(中央演算処理装置)を開発し試作品を公開した。日本メーカー製の世界最速達成は 1999年に同社が開発したCPU以来10年ぶり。次世代スーパーコンピューターのほか、自動車衝突実験や新薬開発など企業の開発現場で使う高性能コンピューターの基幹部品になると期待している。
 新CPUは回路線幅が45ナノ(ナノは10億分の1)メートルの微細加工技術で開発した。回路の性能を高めたほか、チップ上に集積する回路を8個に倍増し高速化を達成した。計算速度は現在最速の米インテル製CPUの約2.5倍で消費電力は3分の1。
 ナノテクノロジー(超微細技術)やライフサイエンスの研究に使う目的で2010年度末の稼働を目指す理化学研究所の次世代スーパーコンピューターに数万個が組み込まれる見込み。富士通は高性能で小型な利点を生かし、航空機や自動車、医薬など企業の開発現場などで使う高性能コンピューターへの搭載も目指す。
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