ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

フリカン ナビジャロン 2019

2019年01月02日 | エスペラント

Felican Novjaron Por vi !
(フリカン ナビジャロン ポー ヴィ)
(Popoloポポロのみなさん あけましておめでとうございます)

今年もエスペラントで新春のご挨拶を申し上げます。

恒例となりますが国際語エスペラントの創始者ザメンホフ博士の詩『道』の一節です。

 

うまずたゆまず
種をまき、種をまく
のちの時代を考えながら・・・
百の種は滅びても
千の種は滅びても
いつもかわらず種をまき、種をまく

「おい、やめろ!」
といって人々は笑う

「やめるな、やめるな」
と心に聞こえる

「がんばって進め!」
孫たちが祝ってくれるのだ
しんぼう強く、しのいだならば


日本の政治状況はひどいものですね。
政治家も経済界もスポーツ界も、リーダーの誰もが罪を犯しても責任をとらない、むしろそれを他者に転嫁して厚顔無恥。国のトップがモラルハザード状態なので、その悪例を見習ってかデタラ目がまんえん、偽証偽造がまかり通っている。

年末にご紹介した堤未果さんの新書『日本が売られる』でも一望できるように「水」「汚染土」「種子」「遺伝子」「牛乳」「農地」などなど・・自然も食も守られることなく目先の利益に目がくらみ背徳なセール合戦がとどまることなく進行中。

それを阻止して、正そうとする側の芽はなかなか育たない、開かない。エスペラント語の普及もしかりです。しかし、しかしあきらめず種をまきつづける努力、真理は常に少数派から、それが拓植者ザメンホフ博士の不断の精神でもあります。

本年も「ポポロ通信舎」へのポポロのみなさまのお越しをお待ちしています。よろしくお願いします。

【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

 

日本が売られる (幻冬舎新書)
堤未果
幻冬舎

 

初春の一曲は動画の乱れが今の時代に合っている?私の好きな歌詞です『Shining Road』。歌うは往年の内海利勝(元ロックバンド・キャロルのギタリスト)

内海利勝 Shining Road

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 喜んで歳をとりたい | トップ | 「3つのウイルスに感染」は... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おけおめ! (オレ教)
2019-01-05 23:39:17
ぎゃんばれポポロ!!!!
返信する
Re:あけおめ! (popolo)
2019-01-07 21:25:47
オレ教どの
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
返信する

コメントを投稿

エスペラント」カテゴリの最新記事