巨大IT企業の従業員たちが世界各地でストライキ、いいですね。
米IT大手グーグル(Google)の従業員たちが11月1日、性的嫌がらせ(セクハラ)で退職した幹部に多額の退職金(9000万ドル/約1000億円)を払っていたことに抗議し、米加州の本社のほか、ニューヨーク、シンガポールやロンドン、東京などで一斉に職場を数時間放棄するストライキ行ったという。
近頃、日本ではストライキをしている風景はめっきり見ないしストのニュースも聞かない。それは万事が順調だから、いいことなのだと言えるのでしょうか?
ストライキを行うということは、内部の問題が露呈化して周知されることによって労使双方の努力で解決に近づくプロセスと見るべきでしょう。問題山積なのに何もないように表面静かに通り過ぎていくことの方が不健康ですね。
自らの性暴力被害を包み隠さず語った伊藤詩織さんの告発から早、一年になります。現総理の強い庇護の下でこの問題はウヤムヤになったまま・・。
Black Box | |
伊藤詩織 著 | |
文藝春秋 |
グーグル従業員を見習い「NOT Ok,Google」につづいて「NOT Abe」を各地で叫びましょう。
【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔
グーグル大規模スト セクハラ退職元幹部に1000億円(18/11/02)