ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

オーストリア首相に続け!

2022年04月20日 | 政治
えらいですね、オーストリアのネハンマー首相=写真

軍事的に中立国のオーストリア。同国のネハンマー首相は停戦を求めてロシアを訪問。プーチン大統領と直接会って話をしてきた。同首相はモスクワ訪問の前にウクライナの虐殺のあったブチャの現場を視察。その有様も踏まえてプーチンに伝えたようですが、彼は「戦争に勝っていると信じ、今は自分の世界にいる」と述べ聞く耳を持たなかったようだ。

会談の成果はともかくとして今この時期に、中立国の首相がプーチンに会いに行った努力は評価できるものです。ネハンマー首相のように各国が停戦のためにプーチンに説得を試みることが必要だと思います。

かつてわが国の元首相はプーチン大統領と27回会談している。うち11回は訪問。「ウラジミール、君と僕は同じ未来を信じている。ゴールまで2人の力で駆け抜けよう」とまるで恋人に話すかのようなことを言ってのけた。しかしプーチンの心はつかむことができず空しい限り。ここにきて安倍元首相は腹いせのように「核兵器共有」の武闘論に転じている。27回も会った仲ではないですか。一緒に夢見ようとした「親友」が狂って孤立している状態の今こそ温かい言葉で忠告をなさってはいかがでしょう。もう一度お会いしてお話をするべき時と思います。

ちなみにネハンマー首相の所属政党はオーストリア国民党。キリスト教社会主義系の流れをくむ中道政党です。日本でいえば立憲、国民民主党?公明党?的なポジションでしょうか。
日本政府も政党も即時停戦を求めてネハンマー首相の行動に続いてほしいものです。



写真はウィキペディアから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする