ポポロ通信舎

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脱原発集会に自民県議、ヤジと声援

2012年03月13日 | 原発震災・原発問題

3月11日(日)予定通り高崎市城址公園で参加者2千5百人を集め「力あわせる200万群馬 3.11さよなら原発アクション」が開催。制服向上委員会も元気に登場。ダッ!ダッ!脱原発の歌を披露しました。

挨拶の中で、地元前橋の県議(自民党)の中村さんが登壇した。会場からは、これまでの政権政党として原発を導入・推進してきた自民党への不満が、激しいヤジになって飛び交った。一方で、ガンバレ!の支援の声も。会場内はヤジと声援でまさに二分された形。

挨拶の内容は、穏やかな段階的縮小のように聞こえ、原発の被害を痛切に感じ、すぐにも「さよなら」しなければと危機感をもっている参加者が多い会場のムードには多少そぐわないものに思われた。

しかし、自民県議さん、よく参加してくれました。きっと敵陣に乗り込むような覚悟があったことと思います。ただ演説中、ヤジに呼応してウルサイ!!、だまれ!!と激しく“罵倒返し”してしまったのは残念でした(笑)。ただ私は、この集会の熱気を一番感じた瞬間でした。

原発の悪影響は、イデオロギーを超えて等しくもたらされます。左派の人も右派の人にも、空間放射線量は区別なく襲っています。食卓の放射能汚染には、思想も人種も選びません。それほどまで全人類的な緊急課題なのです。全党派の人が参加しておかしくないのが、脱原発運動だと思います。

自民県議の人が参加した勇気は称えます。

【写真】前橋の生んだ反原発学者、故高木仁三郎氏の妻久仁子さん。

制服向上委員会 ダッ!ダッ!脱原発in高崎

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コメント (1)
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