ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

労働局の不正経理に驚き

2006年10月08日 | 経済
厚生労働省労働局は、労使の雇用、適正な賃金、労働環境を監視する役所なのに自らはなんと・・。労働局で「カラ出張」「カラ雇用」による裏金づくりなどで3億円の不正経理が行われていたとは。。あきれてものもいえません。会計監査院がよく調べたとはいえ、摘発はもっと早く願いたかった。

架空伝票を使って取引業者に公費をプールする不適正処理は全国47すべての労働局で行われていたという。その額40億円。IT機器の購入調達で、けっこう予算がたくさん割り当てられ官庁独特の、使い切れなかった予算消化の慣習もが業者癒着」につながっていたのだろう。

労働金庫の不正事件の時も驚いたが、「労働」のイメージは「資本」よりも正義追求型、公正感が強い、との先入観を日頃から私は抱いていただけに裏切られた思いです。

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