魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

フィリピン魚59.ヒレオビウツボ

2012年06月02日 18時45分22秒 | 魚紹介

今日のフィリピン魚はウツボ科のヒレオビウツボGymnothorax zonipectis Sealeです。撮影水槽の都合上、このような変な形になってしまっていますが・・・

ヒレオビウツボは、ウツボ科、ウツボ属の小型種で、大きくても50cmほどの種類です。分布が広く、東アフリカからソシエテ諸島まで分布し、日本でも高知県や琉球列島から知られています。

ヒレオビウツボの特徴、そのひとつめは眼の後方から伸びている2本の白色帯です。よく似たミナミウツボでは、この白色帯を欠きます。

ヒレオビウツボの名は、背鰭と臀鰭にある模様に由来しているようです。この模様は体の後方で顕著なものとなっています。ミナミウツボは、この模様がありません。

こちらは高知で採集したミナミウツボGymnothorax chilospilus Bleeker。ヒレオビウツボよりも模様が細かい感じがします。ミナミウツボも全長40cmほどの小型種です。

コメント
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