世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 山中直義です。
イエス様の素晴しさについて私たちは時に大きな誤解をしていることはないでしょうか。 ある時イエス様は一つの癒しを行なわれました。 耳が聴こえず口が利けない人を癒されたのです。
その時イエス様は癒された人と周囲にいた人々に対してこう言われました。 「このことをだれにも言ってはならない。」 肉体の癒しばかりに人々の目が向けられてしまうことを危惧されたのでしょう。 しかし「彼らは口止めされればされるほど、かえって言いふらした。」と聖書は言います。
新約聖書マルコの福音書 7章36節、37節のことばをお読みいたします。
イエスは、このことをだれにも言ってはならない、と命じられたが、彼らは口止めされればされるほど、かえって言いふらした。 人々は非常に驚いて言った。「この方のなさったことは、みなすばらしい。耳の聞こえない者を聞こえるようにし、口のきけない者を話せるようにされた。」
人々が非常に驚き、「素晴しい」と賞賛したもの、それは肉体の癒しでした。 そして彼らは肉体の癒しに目を奪われるあまりにイエス様のことば、イエス様が本当に伝えようとされたことを無視するようになってしまいました。
イエス様の本当の素晴しさ、私たちが心から驚き賞賛すべきこと、とは一体何なのでしょうか。 それは、このお方が十字架にかかって死んでくださったことだ、と聖書は教えています。
私たちをどこまでも深く愛し、私たちを罪から救うために命まで与えてくださった。 そして十字架の死後、三日目によみがえり、今も私たちを罪からきよめ続けてくださる。 そこにこそイエス様の本当の素晴しさがあるのです。
肉体の死の後も続く永遠のいのち、神様と共に永遠に歩むという幸いは、他の何にも優って大切です。 イエス様の本当の素晴しさ、私たちの罪を赦し、私たちをきよめ続け、永遠のいのちに生かしてくださるその素晴しさに目を留め続けたいと思わされます。
そしてそのためにイエス様の語られることば、聖書のことばにしっかりと耳を傾けたいと思うのです。
(PBA制作「世の光」2010.1.9放送でのお話しより )
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