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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■いま死んじゃ困る

2010年09月15日 | Weblog
2010/9/15放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。 

 人は自分が死ぬことを自覚したとき、どんなことばを口にするのでしょうか。 夏目漱石は最後の息を引き取る前に、にわかに首を振りながら、「ああ苦しい、ああ苦しい。 いま死んじゃ困る。 いま死んじゃ困る。」と言ったそうです。 

 夏目漱石と言えば、晩年には自分本位のエゴを捨てて自然の摂理に従うという則天去私(そくてんきょし)の心境に達したと言われていましたから、そこにいた人は「いま死んじゃ困る。」というこのことばに驚いたそうです。 しかしさすがの夏目漱石も自然の摂理である自分の死を予感した時、それに従うことができなかったのです。 

 人は自分が死ぬことを思うとき、誰もが大きな不安を感じるのではないでしょうか。 夏目漱石のように自分の死について考えた小学生の女の子がいます。

 その子はテレビのドラマで、人が病気や事故で死んでしまうのがとても恐かったそうです。 そして自分も死んでしまうかもしれないと思っていました。 そして、いま死んだら自分は天国に行けない、と思ったそうです。

 確かに聖書には「人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている」(ヘブル書 9章27節)とあります。 死んだら終わりなのではなく、人は必ずそれまでの自分の行いに応じて神様から報いを受けなければならないのです(2コリント 5章10節参照)。 人は死んでから神様のさばきを受けなければならない。 それによって天国に行けるかどうかが決まるのです。

 この女の子は、自分の心の中に罪があると分っていました。 そしてこの罪をそのままにして今死んだら天国に行くことができない、ということも知っていたのです。 この女の子はどうしたでしょうか。

 女の子はイエス様を信じる決心をしました。  ヨハネ14章6節でイエス様は、「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」と言われました。 このイエス様を信じる決心をしたのです。 

 この女の子は、天国に行くためにはイエス様を自分の救い主であると信じればいいのだ、ということを知っていたのです。 この女の子は小さい頃からお母さんに連れられて教会に来ていました。 ですから死ぬことへの不安や恐れを抱いた時、教会で聞いていた救い主であるイエス様のことを思い出すことができたのです。 

 あなたも教会に行き、この救い主であるイエス様と出会ってください。 

  ( PBA制作「世の光」2010.9.15放送でのお話より )

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