2022/7/23放送
「世の光」の時間です。今日、番組を担当する秋芳(しゅうほう)キリスト教会牧師の田中共之です。
教会を訪れる方から、「聖書を一度もちゃんと読んだことがないのですが、教会に通ってもいいんですか?」「家が仏教ですが大丈夫ですか?」といった質問をよく受けます。私は「もし、イエス様がここにおられたら喜んであなたの友達になるでしょう」とお答えします。神様の愛が大き過ぎるので私たちは神様に対して「自分は愛される価値がない」と大きな勘違いをしてしまうことが多いのです。
私は中学生のときいじめを受けていました。私は彼らを赦すことができず、いつも怒りと憎しみに震えていました。私は自分が正しく、彼らが悪だと考えていました。
ところがある時、「兄弟に対して怒るものは裁きを受ける」という聖書のことばが心に響いてきました。その時私は、「あぁ、私はこんなに罪深い。ほかの人を赦さない自分を神様が赦すはずがない。私はもう駄目なんだ。」と自分を裁いてしまいました。しかし、それは聖書の語ることとは正反対の結論でした。
聖書の神様はそんな私の罪や弱さを知った上で、このように語りかけてくれたのです。
聖書にあるローマ人への手紙5章8節をお読みします。
「しかし、私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死なれたことによって、神は私たちに対するご自分の愛を明らかにしておられます。」
なんとイエス様は私が信じているときも信じていないときも、正しいときも正しくないときも、すべてを知った上で十字架の上で私を受け入れてくださっていたのです。
そうです。今、イエス様はあなたの弱さもあなたの問題も、あなたの罪もすべてをご存じです。そしてその上で、あなたがまだ信じる前から十字架でその裁きを負い、赦しを与えてくださいました。私たちにできることは「感謝します」「信じます」とこの神様の愛を受け取ることだけです。
どうぞ、大きな神様の愛をそのままお受け取りください。
最後に一言お祈りします。
イエス様、あなたの十字架の赦しを感謝して受け取ります。あなたの愛を心に受けとめます。イエス様、私の心の中に今、お入りください。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。
( PBA制作「世の光」 2022.7.23放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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