goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■主権者である神の前に/岩井基雄

2015年10月02日 | Weblog
2015/10/2放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。今日は旧約聖書の詩篇93篇から「主権者である神の前に」と題して人としての歩みの原点を共に考えてみましょう。

 私たちはいつの間にか自分を中心にして物事を考え、時には社会的なルールさえ自分勝手な解釈をし、我がままさを通そうとしてしまうことがありますね。しかし私たち人間には共に従うべき真理や人生の規範があり、自分の自己中心さを認めて、互いにへりくだる必要があります。

 聖書は真の主権者である創造主、--義であり愛である神様--、の前にへりくだり、自分の限界や愚かさや罪を認めることをとても重要なこととして語っています。
 詩篇93篇の1節と2節をお読みします。
 「主は、王であられ、みいつをまとっておられます。主はまとっておられます。力を身に帯びておられます。まことに、世界は堅く建てられ、揺らぐことはありません。あなたの御座は、いにしえから堅く立ち、あなたは、とこしえからおられます。
 
 この「主」とは聖書が語る神様のことです。神様こそすべてのことにおいて私たちの主であり、私たちを愛し導かれる方だからです。また、「みいつ」とは神様の威光や主権を表すことばです。全宇宙を創造し、すべてのいのちを愛をもって創造された神様こそ王であり、真の威光を持ち、真の力を身に帯びていらっしゃいます。それゆえに神様が創造された世界は固い基盤の上に立てられ、揺るがされることは決してありません。

 更に時間をも創造された神ご自身こそ永遠の存在であり、神の御座は永遠の昔からとこしえに堅く立つものである、ということがこの詩篇で歌われ賛美されているのです。全ての主権を持つ神様を認め、その方の愛によって自分が生かされていることを知るとき、私たちは自分の存在の意味・目的・人生の基盤を見いだすことができるのです。そして神様の前にへりくだるときこそ私たちは心から人の前にもへりくだり、真実に歩むことができるのです。あなたもあらゆることの中に神様の主権と導きを認め、へりくだって歩んでみませんか? 

 聖書のことば
 「いと高き所にいます主は、力強くあられます。 あなたのあかしは、まことに確かです。
  詩篇93篇4節、5節
 あなたも神と人との前に、どうぞ真実にへりくだって歩んでください。

 (PBA制作「世の光」2015.10.2放送でのお話しより)

******

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

******




この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■二倍のものを受ける/福井 誠 | トップ | ■本当の幸福/羽鳥頼和 »