2024/02/24放送
「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
今日は、「わたしが命のパンである」という題でお話ししましょう。いよいよイエス様がご自分の正体を例えをもって明らかにします。
「わたしが命のパンです。わたしが天から下ってきて、この世に命を与えるパンです。」
ヨハネの福音書6章の34節から35節です(35節と33節)。
さて、人々はイエス様に求めます。「主よ、いつもその神のパンを私たちにお与えください。」
イエス様は答えました。「わたしが命のパンです。わたしに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者はどんなときでも決して渇くことがありません。」
子供たちが大好きなアンパンマンは、お腹の空いた人に自分の顔をちぎって食べさせてあげますねぇ。
イエス様は私たちの命のパンです。ですからイエス様のそばに来る者にご自分の命をお与えになることができます。だから決して誰も飢えることはありません。イエス様が私たちにお与えになる命のパンは、量的な食べるパンのことではなく、質的な命のパンです。私たちの心と魂にお与えになる命のパンです。私たちの理性と感情と意思を、そして良心を満足させてくださるパンです。さらに、私たちの霊的な部屋も満足させる命のパンなのです。
さらに具体的に言いますと、イエス様を信じて従ってくる人に、イエス様は安らぎや喜び、感謝の日々をお与えになります。祈りの霊を注いでくださり、愛や親切、寛容、柔和、自制の実りの果実を食べさせてくださるでしょう。
さらにイエス様は続けて約束しました。「わたしを信じる者はどんな時でも決して渇くことがありません。」
確かヨハネの4章でイエス様はご自分のことを生ける水に例えられました。愛に飢え渇いていたあのサマリヤの女性に言いましたね。「このヤコブの井戸の水を飲む者は誰でもまた渇きます。しかしわたしが与える水を飲む者は誰でも決して渇くことがありません。」
この世の愛はキャッチボールの愛です。お互いに傷つけ合うこともあるでしょう。しかし、イエス様の愛は天から雨のように一方的で恵みの愛なのです。
このイエス様を信じて、生ける命の水のような愛を注いでもらいたいのです。
( PBA制作「世の光」 2024.2.24放送でのお話しより )
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