♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■正しい良い心で / 福井 誠

2018年01月24日 | Weblog
2017/11/29放送


世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「正しい良い心で」です。ルカの福音書8章15節を読んでみましょう。
 「しかし、良い地に落ちるとは、こういう人たちのことです。正しい、良い心でみことばを聞くと、それをしっかりと守り、よく耐えて、実を結ばせるのです。

前回はルカがイエス・キリストについての正確な事実を伝えるために自分の福音書を書いたことをお話ししました。今日はその福音書を読むときの心構えについて書かれていますね。聖書をどのように読んで行くか、ルカはイエス様の教えの一つを取上げながら私たちに語りかけています。イエス様は聖書を読むときに喩えて言うと、少なくとも四つの心の状態あるいは態度があると言いました。

 一つは硬く踏み固められた道のような心、人がひっきりなしに行き交う道は硬く踏み固められた道ですが、そのような心の状態の人がいます。いろいろな教えを喜んで聞くけれどもただそれだけ、垂れ流し。ひっきりなしに行き交う道を聖書の教えが素通りしていくような人です。

 次に岩地。聖書の教えを聞くと、ああいいことを言っているなと関心を持つけれど、何か困難が起こるとつまづいてしまう、別のことに心が向いてしまう人です。

 三つ目に、いばらの中。霊的な関心が低く、いつも世俗的な事柄に心が奪われているような人のことです。そのような人は聖書のことばも聞きはしますが世俗的な関心を優先させ、結局聖書のみことばが心の中で育つ余地を与えない人です。

 けれどもこうした人々とは別に、聞いたことばをよく理解しようとし、しっかりこれを守り、これに従おうと努力する人がいます。そういう人にイエス様は祝福があることを約束していますね。正しい良い心で聖書を読むというのは、聖書が語ることに心を留め、それをしっかりと深く理解しようとし、神様を信頼しながら教えられたことに従って生きる姿勢を持っていることを言います。イエス・キリストの正確な事実が生きて来るのは、そのように熱心にまた真実にみことばを大きく努力をする人がいるからですね。

 今日も神のみことばに真摯に取り組む仲間が集まっている教会の集まりに出て、一緒に整えられて参りたいものですね。

(PBA制作「世の光」2017.11.29放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 
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