世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道(のぶみち)です。
えー、ある小学校2年生で脳腫瘍で亡くなったお嬢さんの御両親から聞いたお話しなんですけれども、このお子さんは教会学校に通っていてイエス様を信じていたんですねえ。で、自分も大変な病気でそう長くは生きられないということが分かってきた時に、「お父さん、お母さん、心配しないでね。私はイエス様の所へ行けるのよ。お父さんもお母さんもイエス様を信じてくれたらまた一緒に会えるんだから。」と言ってですね、そして最後に「イエス様を信じてね。お父さんも、お母さんも、イエス様を必ず信じてね。」って何度も繰り返して亡くなっていったということなんですねえ。
そのこばが御両親の心を捉えたんですねえ。(死を前にして恐いはずなのに、ニコニコしながら「私は大丈夫よ。」って小学校2年生の子があんなふうに死んでいける。あの子が信じていたイエス様ってどんな人だろう)ということで、お二人は教会に行き、聖書を読むようになったそうなんです。そして今では「娘が命をかけて残してくれた信仰、信じることができるお方を持つことができて本当に素晴らしい。」っておっしゃっておられるんですねえ。
イエス様がよみがえられて、なかなか信じられないでいた弟子のトマスという人に、「信じない者にならないで信じる者になりなさい。」と声をかけられたイエス様は、また、「ただ信じなさい。」というふうにも言われたんですね。誰にでも、信じることによってチャンスがあるっていうことは素晴らしいことですねえ。ぜひあなたも信じる者の幸いを経験していただきたいなあというふうに思うんですねえ。
で、まさにイエス・キリストってお方は私たちのためにすべてのことを成し終えてくださった、あの十字架の上で死んでくださったということは私たちの罪をあそこで完全に赦してくださるためにその結末をつけてくださったということですし、そして死からよみがえってくださったことによって、私たちにも新しく生きる命を与えてくださって、それだけではなくって永遠のいのちを与えてくださるというね、神様の側で一切のことを用意してくださって、私たちは「ありがとうございます。」とそれを受け入れさえするならばそこに神様の素晴らしい御業はなされていくのだということですねえ。ぜひあなたもこの信じることによっていただける幸いを得て欲しい、そぅ思います。
(PBA制作「世の光」2005.7.27放送での村上宣道(のぶみち)ラジオ牧師のお話しより )
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