goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■教会に生きるということ / 山本陽一郎

2022年03月31日 | Weblog

2021/9/23放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 山本陽一郎です。前に病院で内視鏡検査を受けた時、先生が「自分のお腹の中、見てみますか?」と言って画面を見せてくれました。改めて、私たちのからだって本当によく造られていて凄いなあと感じました。

 ところで、聖書の中によく「キリストのからだ」という表現が出てきます。実は、これ、教会のことを言っているんですね。

 「教会はキリストのからだであり、すべてのものをすべてのもので満たす方が満ちておられるところです。」エペソ人への手紙1章23節

 かしらはイエス・キリストで、教会はその生きたからだ。
 16世紀の宗教改革者マルティン・ルターは、かしらのキリストとからだの教会の関係を「喜びの交換」と語りました。わたしのものはあなたのもの、そしてあなたのものはわたしのもの。そういう関係が喜びで成立するところ、それが教会なのです。

 ところで、皆さんは映画はお好きでしょうか? 映画の最後にキャストやスタッフなどの一覧が表示されますよね。物語の余韻に浸りながらあれを見ていると、「ああ、一つの作品のためにこんなに大勢の人が携わったんだなぁ」と、また感動してしまいます。大抵の映画と同じようにキリストのからだである教会も一人では成立しません。お互いの存在が必要です。

 私たちのからだが心臓、胃、筋肉、血管、肺、大腸、皮膚そういう多くの器官からなっているのと同じように、すべてのクリスチャンはキリストのからだの一部分なのです。みんな働きは違います。他の誰かにはない、あなたならではの大切な意味があるんです。

 この事から、私たちはお互いが教会においてどれほど大切な存在かを知ることができます。与えられている賜物や役割が違っても上下や優劣はありません。かしらであるキリストに従って生きたからだとして働くために私たちは協力する必要があるんです。今、教会に通っている方も、これから通い始める方も、それは偶然ではありません。あなたはキリストにとって、そして教会のひとりひとりにとって、大切な、本当に大切な存在なのです。

    ( PBA制作「世の光」2021.9.23放送でのお話しより )

******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
******  
 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■しもべたちは知っていた /... | トップ | ■あなたとともにいる / 山... »