2014/4/11放送
世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。新聞やテレビで社会の中の偽りや欺瞞が明らかにされていますね。神様は侮れる方ではなく、どんなに上手に隠された事柄も明らかにされることがあるのです。ですから私たちは自分の問題や過ちが明らかにされる時が来ることを考えておかなければなりません。そして明らかにされたとき、それをどのように受けとめ、認め、神様と人の前に悔い改めていくのか、が問われているのです。
「信仰の人」と呼ばれたアブラハムでさえも、偽りや欺瞞の誘惑から逃れられませんでした。神様を恐れることのない異邦の社会では、人妻であっても美しい女性は夫を殺害してでもその国の王が召し抱えることがあったことを恐れたのか、アブラハムはゲラルの王アビメレクに対して自分の妻サラを妹であると偽ってしまいました。
かつて彼は同様の過ちをエジプトでも犯しています。その時もアブラハムは神と人との前に悔い改めたはずだったにもかかわらず、偽りによって妻を危険にさらすという罪を繰り返してしまったのです。神様の前に真実に歩もうとしたアビメレクは不思議にも神様からのメッセージを受けてアブラハムの偽りを見抜き、彼の罪を次のように激しく追求しました。
「あなたはしてはならないことを、私にしたのだ。」 旧約聖書 創世記20章9節
私たちは神と人との前に真実と誠実を尽くすことが求られています。しかし神様を正しく知るアブラハムのような者でさえ偽りやごまかしの罪に陥り、それを他の人から、時には神様を知らない人から告発されることがあるのです。
しかも言い訳をするアブラハムに対してアビメレクは誠実を尽くし、銀貨千枚を彼に与えました。何という寛大な心でしょうか。
そこでアブラハムは神に祈ったと聖書は続いています。この時アブラハムが何を祈ったかは記されていませんが、その後のゲラルの地における神様の祝福を思うとき、アブラハム自身が自らの罪を認め、神様の前に悔い改めたことが考えられます。
神様の憐れみは私たちの思いをはるかに超えます。どんな過ちの指摘や告発も謙虚に受けとめ、その背後にある悔い改めへの神様の招きを受け入れていきませんか?
(PBA制作「世の光」2014.4.11放送でのお話しより)
******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
******
世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。新聞やテレビで社会の中の偽りや欺瞞が明らかにされていますね。神様は侮れる方ではなく、どんなに上手に隠された事柄も明らかにされることがあるのです。ですから私たちは自分の問題や過ちが明らかにされる時が来ることを考えておかなければなりません。そして明らかにされたとき、それをどのように受けとめ、認め、神様と人の前に悔い改めていくのか、が問われているのです。
「信仰の人」と呼ばれたアブラハムでさえも、偽りや欺瞞の誘惑から逃れられませんでした。神様を恐れることのない異邦の社会では、人妻であっても美しい女性は夫を殺害してでもその国の王が召し抱えることがあったことを恐れたのか、アブラハムはゲラルの王アビメレクに対して自分の妻サラを妹であると偽ってしまいました。
かつて彼は同様の過ちをエジプトでも犯しています。その時もアブラハムは神と人との前に悔い改めたはずだったにもかかわらず、偽りによって妻を危険にさらすという罪を繰り返してしまったのです。神様の前に真実に歩もうとしたアビメレクは不思議にも神様からのメッセージを受けてアブラハムの偽りを見抜き、彼の罪を次のように激しく追求しました。
「あなたはしてはならないことを、私にしたのだ。」 旧約聖書 創世記20章9節
私たちは神と人との前に真実と誠実を尽くすことが求られています。しかし神様を正しく知るアブラハムのような者でさえ偽りやごまかしの罪に陥り、それを他の人から、時には神様を知らない人から告発されることがあるのです。
しかも言い訳をするアブラハムに対してアビメレクは誠実を尽くし、銀貨千枚を彼に与えました。何という寛大な心でしょうか。
そこでアブラハムは神に祈ったと聖書は続いています。この時アブラハムが何を祈ったかは記されていませんが、その後のゲラルの地における神様の祝福を思うとき、アブラハム自身が自らの罪を認め、神様の前に悔い改めたことが考えられます。
神様の憐れみは私たちの思いをはるかに超えます。どんな過ちの指摘や告発も謙虚に受けとめ、その背後にある悔い改めへの神様の招きを受け入れていきませんか?
(PBA制作「世の光」2014.4.11放送でのお話しより)
******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
******