goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■重荷をになう者 / 羽鳥頼和

2014年01月25日 | Weblog
2014/1/25放送

 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとございます。羽鳥頼和です。今月、毎週土曜日、出エジプト記からお話してきました。今日はイスラエルがエジプトを脱出して数ヶ月後、シナイ山のふもとにとどまっていた時のことを話しします。

 イスラエルの指導者のモーセは、人々の中にあるいろいろな問題をすべて一人で取り扱っていました。一日中、朝から晩まで人々が相談事をもってモーセの所にやってきていました。モーセの舅(しゅうと)であるイテロはその様子を見てこう言ってアドバイスしました。「すべての事件をあなた一人で扱うことはあなたには重すぎる。だから民の中から神様を畏れ敬い、能力があり、不正なことを嫌う誠実な人を選びなさい。そして大きな事件をあなたが扱うこととして小さな事件はその人達に任せてあなたの重荷を軽くしなさい。彼らはあなたの重荷を担うのです。」(出エジプト記18章13~23節参照)

 モーセはこのアドバイスを受け入れてその通りに行いました。こうしてモーセは自分の働きを成し遂げることができ、イスラエルの様々な問題が正しく取り扱われるようになったのです。私たちにも様々な重荷があるのではないでしょうか。忙しいだけでなく心の不安や将来についての心配など心の重荷があります。ですからモーセのように私たちも重荷を担ってくれる人を必要としています。そんな私たちに語られるイエス様のことばに耳を傾けましょう。イエス様は言われています。
 「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」(マタイの福音書 11章28節)

 イエス様を信頼し寄り頼むなら、しっかりと休むことができるのです。イエス様は疲れた人、重荷を負っている人に、続けて言われました。「わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。」(マタイの福音書 11章29節)

 イエス様は、一緒に重荷を負って歩もう、と言われるのです。くびきというのは締め付けられ不自由な感じがしますが、イエス様は「わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽い・・・」(マタイの福音書 11章30節)と言われました。イエス様と共に歩むとき、私たちの心は安らぐのです。あなたも自分のすべての重荷をイエス様の元に持って行き、イエス様を信じてイエス様と一緒に重荷を担って行きませんか? そうすれば本当の安らぎを持つことができるのです。

 明日は日曜日です。ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

(PBA制作「世の光」2014.1.25放送でのお話より )
 
***

このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

***

東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

***

 
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■神にとって不可能なことは ... | トップ | ■ホサナ!  / 関根弘興 »