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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■地上の放浪者  / 板倉邦雄

2011年10月12日 | Weblog
2011/10/12放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は地上の放浪者という題でお話ししましょう。

 「夜がまた来る 思い出つれて
  おれを泣かせに 足音もなく
  ・・・
  どうせ死ぬまで ひとりひとりぼっちさ」 

 これは『さすらい』という歌の一節です。何をいまさら。どうせ死ぬまで俺はひとりぼっちのさすらい人だ。罪を犯した罪人はみな地上の放浪者ではないでしょうか。旧約聖書の創世記4章の続きです。

 さて、弟アベルを殺害し、地中に埋めた兄カインに主なる神様は言われました。「弟アベルはどこにいますか?」 兄カインは答えます。「知りませんよ。私は弟の番人でしょうか?」 

 私たちは兄弟姉妹に対して見張りの責任がある、と主なる神様は問いかけているのです。私はどこにいるか、だけではなく、私の兄弟姉妹はどこにいるか、私たちは即答しなくてはならない責任と義務があるのです。

 次に地上の放浪者は定住することはできませんね。「あなたの弟の血の声が土の中から神に叫び続けている。今あなたは呪われてこの土地を離れるのです。土地を耕しても土地はもはや実を結ばない。そのため新しい土地を探して地上の放浪者となるのです。」

 第三に地上の放浪者は人の復讐を恐れてさまようのです。カインは主なる神に訴えました。「私を見つける人は誰でも私を殺すでしょう。」 弟アベルの身内の者たちからの復讐を恐れてカインはさすらい人になるのです。地上の放浪者は人を恐れながら一生を過ごすのですねえ。

 しかし主なる神は何と言われましたか。「いや、誰でもカインを殺す者は7倍の復讐を受けるでしょう。」 そして主なる神はカインを保護するために一つの印をつけてくださいました。この一つの印とは何でしょうか。ある人は体につけられたものだと言い、ある人は自然界の光や風、雷のような印だったと言います。とにかく神様は恵み深いお方であると言うことでしょう。

 ( PBA制作「世の光」2011.10.12放送でのお話より )

 

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。






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