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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■聖書を読んだ侍たち / 岩井基雄

2011年11月11日 | Weblog
2011/11/11放送

世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。

 今日は2011年11月11日ですね。11を漢字で縦に書く形から11のことを士(さむらい)とも呼びますが、今日は『聖書を読んだ侍たち』という本を紹介しましょう。実は幕末の多くの侍たちが世界の文化に触れる中で聖書と出会っているのです。本だけではなく DVD 版も出ていて、そちらでは「龍馬を巡る五人の男たち」という副題がつけられています。その中に坂本龍馬を切った男とされる京都見廻組の今井信郎が出てきます。

 彼は幕府崩壊後の明治2年に逮捕され、裁判の中で龍馬の殺害を自供します。それまで命をかけて守ってきた幕府が崩壊し、生きる意味や目的を失った彼は絶望の中で聖書と出会い、イエス・キリストと出会いました。くだらないと思っていた聖書の中に求めていた本物の生き方を見い出したのです。

 私たちもまた人生の歩みの中で生きる意味や希望を見失うことがありますね。失望や絶望の連続の中で私たちの心もまた本物の生き方を求めて渇いてはいないでしょうか。

 聖書にこんなことばがあります。
わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」 新約聖書 ヨハネの福音書14章6節

 聖書はイエス・キリストのうちにこそ私たちが求めている生きるべき道、人生をかける真理、希望を与えるいのちがあると言っています。そしてイエス・キリストを通しでなければ誰一人神の元に行くことはできない、というのです。
 
 なぜでしょうか。それは彼が命がけであなたを愛し、十字架上の死で罪の赦しを完成してくださったからです。

 今井信郎は自分の罪と向き合いました。正しいと思って突き進んできた道が曖昧であることに気づき、自分の罪を神の前に認め、キリストが自分の罪のために十字架についてくださったことを信じたのです。殺気立っていた彼の人生は、晩年には愛と平安に満ちたものへと変えられていきました。神の愛は人を根底から変えていくのです。

 あなたも愛されています。イエス・キリストの命がけの愛を、あなたも御自分のものとなさいませんか? そのためにあなたも神の愛が記されている聖書を読んでみませんか?

   (PBA制作「世の光」2011.11.11放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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