■そこに立ち続ける人 ／ 山中直義

2013/9/3放送

　世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。山中直義です。今日は皆さんに一つの報告があります。4年半に渡ってこの世の光火曜日の放送を担当させていただいた山中ですが、今月を持ってその働きを終えることになりました。10月からは大嶋重徳(おおしま・しげのり)先生という先生が引き続き聖書のことばからメッセージを語ってくださいます。4年半を振り返って皆様ともう一度共に味あわせていただきたい、そんな聖書のことば・メッセージを今日から4回にわたってお届けいたします。今日は「初めに神が」と題してのバイブル・メッセージです。

　聖書の一番最初のことば創世記一章一節にはこう書かれています。「初めに、神が天と地を創造した。」　そしてこの創世記一章には神様がどのようにしてこの世界を造られたかということが丁寧に描かれていきます。そして神様はその最後の最後に人間をお作りになった、聖書はそう語っています。たまたま最後に人間を造ったのではありません。いやむしろこの人間を造り、人間を豊かに生かすためにこそ神様はこの天と地を、世界のすべてをお造りになられた。聖書はそう教えています。

　神様がどれほど人を愛し、どれほど人に期待なさったか、その事が創世記一章には豊かに描かれています。それはちょうど愛に満ちた親が生まれて来る子どものためにすべてを備える、準備する、そんな事に似ていると思うのです。やがて生まれて来る子どものことを思いながら暖かな布団を用意し、幾つもの着替えを用意し、喜びと期待に満ちてできる限りの準備をする、そんな親の愛に神様の愛は似ていると思うのです。

　なぜ生まれてきたのか、どのようにして生きるべきなのか、そのようなことで悩んでいらっしゃる方は多いのではないでしょうか。しかし聖書は、神があなたを造られた、あなたを愛するために神はあなたを造られた、そう教えています。あなたは神様に愛されています。そしてこの天と地を造られたほどの神様の御手があなたの生活のすべてを支えてくださる。聖書はそう教えているのです。どんなことがあったとしても神様の手があなたを支えてくださいます。どんなことがあったとしても、神様はあなたを愛し続けてくださいます。あなたは神様に愛されています。どうぞその神様の愛をあなたも受け取って豊かな人生を歩んでください。

　(PBA制作「世の光」2013.9.3放送でのお話しより )

******

さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

****** このサイトは　URL名として　 http://yonohikari.biblica.info　 が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。