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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■ヤコブの神である主 / 板倉邦雄

2014年11月26日 | Weblog
2014/11/26放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。

 今日は「ヤコブの神である主」という題でお話ししましょう。

 今、主なる神様のお召しに与り、『わたしがいつも、モーセよ、あなたと共にいるから心配したり恐れたりする必要はない』と神様が言ってくれているのに、なおもぐずるモーセがいるのです。

 さてモーセは、神である主に言いました。「私がイスラエルの人々の所に行って、彼らに『あなたがたの先祖の神が私をあなたがたの所に遣わされました。』というとき、彼らが『その神の名は何と言うのか?』と私に聞くならば何と答えたらいいでしょうか?」

 神様はモーセに言われました。「わたしは『在って在る者』。『わたしは在る』というお方が私をあなたがたの所で遣わされました。」(と言えと。)

 「在って在る者」 英語で訳しますと、アイアム ザット アイアム I am that I am. アイアム ビーイング I am being. 「わたしは存在している。」という意味です。

 続けて主なる神はこう言いました。「あなたがたの先祖の神アブラハムが信じ、イサクも信じ、ヤコブも信じて彼らは今も存在しています。生きています。なぜなら私は「主」という名を持っている神である。

 この「主」と訳されたヘブル語は、エホバとかヤーウェと読むことのできることばなのです。これを日本語で「主」と訳しただけです。このエホバとかヤーウェという神様の名前は、永遠の存在者を表すことばです。永遠の存在者である神様が有限者であるモーセを遣わしたということなのです。そしてやがてモーセの神となっていきます。

 そしてヤコブの神である主はモーセに具体的な戦略をも与えました。「あなたは行ってイスラエルの長老たちを集めて語るように。長老たちはあなたの声に聞き従うだろう。そしてあなた一人ではなく、長老たちと一緒にエジプトの王様の所へ行くように。」と指示しました。

 昔も今も、ヤコブの神である主は神の民たちを導き、保護し、世話するとき、一人の指導者だけではなく複数の長老たちによって、すなわち多くの助け人によって導き、保護し、世話をしてゆくのです。

 (PBA制作「世の光」2014.11.26放送でのお話より )

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