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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■奴隷船船長だったジョン・ニュートン / 羽鳥頼和

2014年12月27日 | Weblog
2014/12/27放送

 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
 クリスマスはいかがお過ごしだったでしょうか。

 旧約聖書の詩篇68篇20節にこのようにあります。
 「神は私たちにとって救いの神。死を免れるのは、私の主、神による。

 今日はこの詩篇のみことばの通り、神様によって死を免れて素晴らしい人生を生きることができた人のことをお話しします。その人はジョン・ニュートンと言います。彼はアメイジング・グレースという有名な讃美歌を作った人です。彼は牧師でした。この讃美歌の1節には「驚くばかりの恵みなりき。この御の穢れを知れる我に。」と歌われています。驚くべき恵みだ、神様はひどい罪人であった私を救ってくださった、というのです。

 彼はどんなにひどい人だったのでしょう。彼は牧師になる前、船乗りでした。酒を飲んで喧嘩をしたり、女遊びをしたり、ギャンブルをするのが当たり前でした。その上彼は出世して奴隷船の船長となっていたのです。牧師になった時、彼は船乗りだった頃の自分が神を信じず、むしろキリスト教をバカにして自分勝手な生き方をしていたことを思い出して、「この身の穢れ」と言ったのです。

 彼はどのように救われたのでしょう。彼は船でひどい嵐に遭いました。その時、彼は神に裁かれると思い、恐怖に震えました。何とか嵐を切り抜けた彼は一心に聖書を読みました。そして、「たとえ悪い者であっても神は求める人に聖霊を与えてくださる。」というイエスのことばに慰めを受けました。彼はイエスを救い主と信じたのです。しかし彼は自分の罪についてよく分かっていませんでした。自分が奴隷船の船長であることを初めは気にも留めていませんでした。しかし聖霊によって彼は自分の罪を教えられていきます。そして船長をやめた彼は牧師となったのです。

 アメイジン・グレースの最後の歌詞で、「御国に着く朝、いよよ高く、恵みの御神をたたえまつらん。」と歌っています。永遠のいのちをいただいたジョン・ニュートンは天国で神を賛美することを驚くべき恵みであると感謝したのです。

 神は私たちにとって救いの神です。死を免れて永遠に神の恵みに生きることができるようにしてくださるのです。

 明日は今年最後の日曜日です。私たちの救いの神を礼拝しましょう。ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2014.12.27放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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