2014/4/25放送
世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。
新約聖書の中で最も古い文章として残っているのは、初代教会の讃美歌としても用いられ、また信仰告白でもあったと言われる次のことばだそうです。
「私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書の示すとおりに、三日目によみがえられたこと、また、ケパに現われ、それから十二弟子に現われたことです。」 新約聖書コリント第一の手紙15章3節から5節
初代のクリスチャンたちが信じていたもの、それはイエス・キリストの十字架と三日目のよみがえり、そして人々に現れてくださったという証でした。このコリント第一の手紙は紀元55年から57年の間に記されたことが分かっています。またキリストの死から20年以内には既に文章となって用いられていたという説もあります。ある学者によると紀元32年から38年の間、つまりキリストの十字架刑から2年から8年以内にはこの文章は作成され信徒の信仰を支えていたと考えられているのです。彼らは死をも覚悟してイエス・キリストの十字架上の死とよみがえりの事実を証ししていったのです。キリストのよみがえりは徐々に作られていった伝説ではありません。多くの人々が、よみがえったイエス・キリストとの出会いを命がけで証ししているのです。先程の文章はこう続いています。
「その後、キリストは五百人以上の兄弟たちに同時に現われました。その中の大多数の者は今なお生き残っていますが、すでに眠った者もいくらかいます。」
新約聖書 コリント第一の手紙15章6節
生存する大勢の目撃者の力強い証言に支えられて、イエス・キリストの十字架と復活の出来事は真の希望として伝えられていきました。彼らは十字架と復活を歴史的な事実として宣べ伝えていったのです。そして聖書は私たちにまたあなたに、死に対する勝利の道と永遠のいのちの道がイエス・キリストにあって開かれたことを語っているのです。
イエス・キリストのことば
「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。」 ヨハネによる福音書 11章25節
(PBA制作「世の光」2014.4.25放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。
新約聖書の中で最も古い文章として残っているのは、初代教会の讃美歌としても用いられ、また信仰告白でもあったと言われる次のことばだそうです。
「私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書の示すとおりに、三日目によみがえられたこと、また、ケパに現われ、それから十二弟子に現われたことです。」 新約聖書コリント第一の手紙15章3節から5節
初代のクリスチャンたちが信じていたもの、それはイエス・キリストの十字架と三日目のよみがえり、そして人々に現れてくださったという証でした。このコリント第一の手紙は紀元55年から57年の間に記されたことが分かっています。またキリストの死から20年以内には既に文章となって用いられていたという説もあります。ある学者によると紀元32年から38年の間、つまりキリストの十字架刑から2年から8年以内にはこの文章は作成され信徒の信仰を支えていたと考えられているのです。彼らは死をも覚悟してイエス・キリストの十字架上の死とよみがえりの事実を証ししていったのです。キリストのよみがえりは徐々に作られていった伝説ではありません。多くの人々が、よみがえったイエス・キリストとの出会いを命がけで証ししているのです。先程の文章はこう続いています。
「その後、キリストは五百人以上の兄弟たちに同時に現われました。その中の大多数の者は今なお生き残っていますが、すでに眠った者もいくらかいます。」
新約聖書 コリント第一の手紙15章6節
生存する大勢の目撃者の力強い証言に支えられて、イエス・キリストの十字架と復活の出来事は真の希望として伝えられていきました。彼らは十字架と復活を歴史的な事実として宣べ伝えていったのです。そして聖書は私たちにまたあなたに、死に対する勝利の道と永遠のいのちの道がイエス・キリストにあって開かれたことを語っているのです。
イエス・キリストのことば
「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。」 ヨハネによる福音書 11章25節
(PBA制作「世の光」2014.4.25放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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