2011/3/22放送
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。
まあ私たちはいろいろな人たちとの関わりの中で生きている訳ですねえ。そこで「共に生きる」というテーマで今、お話をしていますが、今日は「共に生きるために--ことばを吟味する」ということでお話しをしたいと思います。
私たちは自分が語っていることばを吟味することはとても大切なことです。特に私たちのことばを吟味すると、以外に多いのが他人に対する悪口、陰口、ののしりです。私たちはこうしたことが大好きなんですね。これは人間の持っている癖のようなものです。
こんな話を本で読みました。ある夜遅く、ま、同じ会社の四人が電車で家に帰りました。Aさんが課長の悪口を言い出すと、BさんもCさんもDさんも、「そうだ、そうだ」と口を合わせました。四人はとてもいい気持ちだったんです。しかし途中の駅でAさんが降りると、今度はBさんがAさんのことを悪口を言い始めました。「そうだよな。今度はAさんを除いて俺たち三人で酒を飲もう。」とこの三人は上機嫌で話し合いました。次にBさんが降りると今度はCさんがBさんの悪口を言い始めたんです。「そうだそうだ。これからは俺たち二人でがっちり同盟を組もう」とCさんとDさんは肩を叩き合ったんです。Cさんが降りて独りぼっちになった時、Dさんはですねえ何とも言えず寂しく、やりきれなくなってしまいました。
ま、こんな話なんですね。人の悪口を言い、人をけなし合うことはまるで人間に自然に備わっている特徴のようです。ですから、意志的に変えようとしないと変わっていかないんですね。
時々集まって誰かの悪口を言い合っていると、何だかとても親密な連帯感を持ってしまうことがあります。でもそれは本当の親密な関係となる訳ではないんですね。
聖書にこうあります。第一ペテロの手紙 2章1節(、2節)
「ですから、あなたがたは、すべての悪意、すべてのごまかし、いろいろな偽善やねたみ、すべての悪口を捨てて、生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、みことばの乳を慕い求めなさい。それによって成長し、救いを得るためです。」
実は私たちのことばを吟味するだけではなくて、私たちは聖書のことばによって養われることが大切なんだと聖書は私たちに教えるんですね。人生には愚痴も不平も文句も出てきます。そういうことばがまったく出てこなくなるということはないでしょう。だからこそ自分の語っていることばを吟味し、聖書が語ることばを心に蓄えていくこと。このことが大切なんですね。
(PBA制作「世の光」2011.3.22送でのお話しより)
***
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
***
このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblica.info
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。
まあ私たちはいろいろな人たちとの関わりの中で生きている訳ですねえ。そこで「共に生きる」というテーマで今、お話をしていますが、今日は「共に生きるために--ことばを吟味する」ということでお話しをしたいと思います。
私たちは自分が語っていることばを吟味することはとても大切なことです。特に私たちのことばを吟味すると、以外に多いのが他人に対する悪口、陰口、ののしりです。私たちはこうしたことが大好きなんですね。これは人間の持っている癖のようなものです。
こんな話を本で読みました。ある夜遅く、ま、同じ会社の四人が電車で家に帰りました。Aさんが課長の悪口を言い出すと、BさんもCさんもDさんも、「そうだ、そうだ」と口を合わせました。四人はとてもいい気持ちだったんです。しかし途中の駅でAさんが降りると、今度はBさんがAさんのことを悪口を言い始めました。「そうだよな。今度はAさんを除いて俺たち三人で酒を飲もう。」とこの三人は上機嫌で話し合いました。次にBさんが降りると今度はCさんがBさんの悪口を言い始めたんです。「そうだそうだ。これからは俺たち二人でがっちり同盟を組もう」とCさんとDさんは肩を叩き合ったんです。Cさんが降りて独りぼっちになった時、Dさんはですねえ何とも言えず寂しく、やりきれなくなってしまいました。
ま、こんな話なんですね。人の悪口を言い、人をけなし合うことはまるで人間に自然に備わっている特徴のようです。ですから、意志的に変えようとしないと変わっていかないんですね。
時々集まって誰かの悪口を言い合っていると、何だかとても親密な連帯感を持ってしまうことがあります。でもそれは本当の親密な関係となる訳ではないんですね。
聖書にこうあります。第一ペテロの手紙 2章1節(、2節)
「ですから、あなたがたは、すべての悪意、すべてのごまかし、いろいろな偽善やねたみ、すべての悪口を捨てて、生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、みことばの乳を慕い求めなさい。それによって成長し、救いを得るためです。」
実は私たちのことばを吟味するだけではなくて、私たちは聖書のことばによって養われることが大切なんだと聖書は私たちに教えるんですね。人生には愚痴も不平も文句も出てきます。そういうことばがまったく出てこなくなるということはないでしょう。だからこそ自分の語っていることばを吟味し、聖書が語ることばを心に蓄えていくこと。このことが大切なんですね。
(PBA制作「世の光」2011.3.22送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblica.info
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。