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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■わたしの心だ。きよくなれ / 福井 誠

2011年10月06日 | Weblog
2011/10/6放送
 

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井 誠です。す。今日のバイブル・メッセージは「わたしの心だ。きよくなれ」です。それではマタイの福音書8章2節、3節から読んでみましょう。

 すると、ツァラアトに冒された人がみもとに来て、ひれ伏して言った。「主よ。お心一つで、私をきよくしていただけます。」 イエスは手を伸ばして、彼にさわり、「わたしの心だ。きよくなれ」と言われた。すると、すぐに彼のツァラアトはきよめられた。

 新改訳の聖書ではツァラアトに侵された人とあります。ツァラアトってなんだろうって思う人もいるでしょうが、ま、重い皮膚の病を負った人と理解してくださいね。で、その人がイエスのそばにやってきて、ひれ伏して言ったと言います。「主よ。お心一つで、私をきよくしていただけます。

 その昔、ツァラアトに侵された人がこのようにイスラエルの教師の前に出てくるということはありませんでした。(相手が)教師にしても誰にしても人が近づいてきたなら自分たちを風下に置いて遠くから、自分たちは汚れている、と叫んで人を近づかせないようにしなくてはいけませんでした。

 ところがこの人はイエスを見るや否や、みもとに近づいてきて、その足元にひれ伏したと言います。当時の感覚からすれば、常軌を逸したもので、人々を驚かせ、おびえさせもした行為です。人々はこのあつかましく自分の置かれた状況をわきまえない行為にさぞ眉をひそめる思いであったことでしょう。それだけにイエスの間発を入れない即座の反応に教えられます。

 彼の「きよくしていただけます」と言うことばに対してイエスはすぐに手を伸ばして触り、「わたしの心だ。きよくなれ」という対応をしました。人々の怒りとヤジを引き起こす間もなく、この男を救ったのです。この男は体を癒されたばかりか、人々の非難からも救われました。

 あなたはただ「自分は汚れている。自分には幸せがない。」と神を遠目に肩を落としているだけの人になってはいませんか? 

 「神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいてくださいます。」 ヤコブ 4章8節

「神よ、救ってください。」と神の懐に飛び込んでみましょう。神があなたを救ってくださいます。

  ( PBA制作「世の光」2011.10.6放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

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