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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■ヤコブとエサウの和解 / 羽鳥頼和

2013年03月23日 | Weblog
2013/3/23放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。今日は旧約聖書の創世記に出てくる、ヤコブが兄のエサウと仲直りすることができたことについてお話ししたいと思います。

 ヤコブは兄のエサウを欺いて長男の権利を手に入れます。長男の権利とは父親から長男が他の兄弟の二倍の財産を相続できるという特権です。自分が欺かれたことを知ったエサウは怒ってヤコブを殺そうと考えました。

 その事を知ったヤコブは母親の故郷に逃げて行きます。20年ほどの年月が過ぎ、ヤコブは自分の故郷に戻ろうと考えます。しかしヤコブはエサウのことを怖れていました。エサウは自分に仕返しをするに違いないと思ったのです。それ彼は贈り物をたくさん用意して何とかエサウの機嫌を取ろうとします。彼はエサウの気持ちを変えるため、あの手この手を考えます。しかしエサウに会う直前、ヤコブは神様に祈りました。

 その祈りの中でヤコブは変わります。いろいろな方策を考えるのではなく、自分が悪かったことを認め、素直に謝る決心をしたのです。

 ヤコブはエサウを見ると地にひれ伏しました。エサウは走って来てヤコブを抱きしめました。彼らは共に泣きました。

 ヤコブとエサウは仲直りすることができたのです。ヤコブが自分が悪かったことを認め、謝罪の気持ちを表わしたのでエサウはヤコブを赦すことができたのです。

 聖書は、私たちは神様と仲直りしなければならないと教えています。ヤコブが兄エサウを欺いたように、人は神を欺いているのです。神様に逆らい、神様を忘れて神様の言う事を聞かないのです。このように神様を欺くことを罪というのです。

 神様は人がご自分と仲直りするためにイエス・キリストを遣わされました。そしてイエス・キリストは人の身代わりとなって十字架にかかってくださいました。キリストの十字架の死によって人は神様と和解できるのです。神様と和解し仲良くなることは神様が願っておられることです。人が自分が悪いことを認めて神様にすがるなら、神様は必ず救ってくださいます。神様と仲良しになることができるのです。

 神様と仲よしになれることは人にとって光栄です。あなたもぜひ神様と和解するために自分の罪を認め、イエス・キリストの十字架が救いを与えてくださることを信じてください。

(PBA制作「世の光」2013.3.23放送でのお話より )

 
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