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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■嘆きは踊りに変わる

2009年08月21日 | Weblog

世の光の時間です。 お変わりありませんか? 岩井基雄です。 

 今日も御一緒に旧約聖書の詩篇を味わいたいと思います。 今日の詩篇は30篇です。 

 私の神、主よ。私があなたに叫び求めると、あなたは私を、いやされました。・・・夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある。私はこう言った。「私は決してゆるがされない。」 (詩篇30篇2、5-6節)

 私たちの人生には涙に暮れるような問題が起こります。 そして人生の苦しみは私たちの心を蝕みます。 しかしこの詩篇の作者はそんな問題や苦しみの中で聖書が語る神様を呼び求め、祈り、信頼する時、その心に癒しが与えられ、力が与えられると歌っているのです。 「夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある。」というのです。 

 なぜでしょうか。 このことばの直前にはこんなことばがあります。 「いのちは恩寵のうちにある。」(5節) 恩寵ということばは普段あまり使わないことばですねえ。 それは不思議な神の恵みを表しています。 この作者は自分のいのち・自分の人生は神の恩寵の中に、神の恵みの御手の中にある、と告白しています。 だからこそ「夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある。・・・私は決してゆるがされない。」とこの作者は言っているのです。 

 神が共にいてくださる人生、恵みの御手に信頼する人生は、どのような苦しみの時にも決して揺るがされることがないのです。

 そしてこの詩篇の後にはこうも語られています。 
 「あなたは私のために、嘆きを踊りに変えてくださいました。」 詩篇 30篇11節

 愛なる神様はあなたの嘆きを喜びの踊りに、苦しみを幸いに変えることがお出来になります。 あなたもこの愛なる神様に呼び求めてみませんか? 聖書が語る神様はあなたにもこう語っています。

 「苦難の日にはわたしを呼び求めよ。わたしはあなたを助け出そう。」 詩篇 50篇15節

 あなたの嘆きを踊りに変えてくださる方があなたを待っていらっしゃるのです。

 ではまた聴いてください。

   (PBA制作「世の光」2009.8.21放送でのお話しより)


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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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