世の光の時間です。お元気ですか? 安海靖郎(あつみ・やすお)です。
今日は「喜びのある生活を送る」の第2回めのお話しをします。
前回は、状況や出来事と共にある喜びは、なかなか得難く、また変りやすいってこと、逆に、関係や存在の中にある喜びは長続きし、いつでも味わえるっていうことを申し上げました。しかも、変らない真実な神様を喜ぶ、神様に喜ばれる、そんな喜びがあるということでした。ま、そんな真実な神を正しく理解すると、辛い仕事とか苦労と思われる中にも喜びを味わうことができる、と聖書は言っています。
旧約聖書の伝道者の書の5章19節、20節にソロモン王のことばとしてこうあります。「実に神はすべての人間に富と財宝を与え、これを楽しむことを許し、自分の受ける分を受け、自分の労苦を喜ぶようにされた。これこそが神の賜物である。こういう人は、自分の生涯のことをくよくよ思わない。神が彼の心を喜びで満たされるからだ。」って言うんです。
自分の人生をくよくよ思わないって大切なことですねえ。そのためには自分の今の仕事、自分の環境、自分の人生、それは神様からの賜物なんだ。そしてその中には労苦もある、思うようにならない事もある。でも、そんな中にも喜ぶことができる神の賜物があるんだ。いいえ、神様がすべてのことをよくして下さる。そこにある希望、喜びを味わっていく、実感していくって言うんです。
そのことを使徒パウロは自分の経験から、神はその一人子イエス・キリストをお与えになった程にこの世を私たちを愛してくださった、だからあらゆる良きものをくださらないことがあるだろうかと言い残しています(ローマ 人への手紙8章32節参照)。
イエス・キリストは言いました。「求めなさい。そうすれば受けるのです。それはあなたがたの喜びが満ち満ちたものとなるためです。」(ヨハネの福音書16章24節) イエス・キリストに在って神様に求めていく。そこに神様の賜物としてどんな苦労している中にも喜ぶことのできるそんな生活、心、人生があるって言うんです。
あなたもどうぞ、イエス・キリストに在って神の喜びを味わってみてください。
(PBA制作「世の光」2007.02.09放送でのお話しより )
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