♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■なにが良いことなのか

2007年02月19日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道です。

 えー、私たちの人生、一回しかない人生ですね。えー、どうせ生きるならという言い方も変ですけれども、どうせ生きるならばベストの生き方をしたい、そう思いますよねえ。で、何がベストの生き方なのかというと、私たちを存在させてくださったお方がおられる訳で、その存在させてくださったお方は、私たちに、こういうふうにして生きてもらいたいなという、ちゃんと考えを持っていらっしゃる訳ですよね。目的を持って私たちをこの地上に存在させてくださった。そういうことを思いますと、私たちを存在させてくださったつまり活けるまことの神・創造主なる神は私たちにどういう生き方を求めておられるのかなということを知ってそのお方の意志に沿った形で生きることが一番良い生き方ではないかなとそういううふうに思う訳ですね。

 旧約聖書の中にミカ書と言われる書がありまして、これ預言書なんですけども、そのミカ書の6章という所にですねえ、こういうことばがあるんです。「人よ。何が良いことなのか。主は何をあなたに求めておられるのか。それは、ただ公義を行ない、誠実を愛し、へりくだってあなたの神とともに歩むことではないか。」(ミカ書6章8節) そういうふうに書いてあるんですね。「主は何をあなたに求めておられるのか。」というそれは、私たちがこういうふうにしたいとか、こういう生き方をしたいとか言うことに勝って、私たちを存在させてくださったお方がどういうふうに生きることを求めておられるのかということを知ってという意味ですね。その前の所を見ますと、「私の犯したそむきの罪のために、私の長子をささげるべきだろうか。私のたましいの罪のために、私に生まれた子をささげるべきだろうか。主はあなたに告げられた。人よ。何が良いことなのか。主は何をあなたに求めておられるのか。」つまり神様が求めておられることは何か難行苦行して一生懸命苦労してお布施を払ってというようなことではなくって、神様が一番願ったことは神様の御心のただしさをきちんと求めながら、そして誠実を愛し神と共に歩むこと。毎日毎日自分勝手な歩みをするのではなくって神様が一緒にいてくださるその神様の御心にそって生きようという神と共に生きる生活、それが人生のすべてだと聖書は教えるんですね。

 ( PBA制作「世の光」2007.02.19放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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