中浦和“ふうるふうる”のたらです。
『原発洗脳』(苫米地英人 日本文芸社)からの抜粋です。
情報操作でだまされたらいかん、情報って何か考えたほうがいいんだよねえ。
●「はじめに」から
テレビと新聞の情報に頼っている人は、いつの間にか洗脳されてしまう危険性があります。
書籍にアクセスしにくい地方の住民は、テレビと新聞以外に情報を得る手段がなく、この2つのメディアをおさえれば、たやすく情報コントロールできてしまうということです。
テレビと地方新聞は、電通の影響が強く及ぶメディアですから、電通さえ牛耳ってしまえば、いくらでもメディア・コントロールができます。
どんなに情報リテラシーの高い方でも、大量に流された大手メディアの情報によって、知らず知らずのうちに、なんらかの影響を受けているはずです。
まずは、テレビや新聞による「原発洗脳」から自分を解放してあげましょう。
●原発不要論につながる情報は徹底的に否定された
これまでは、利益率の高い原子力発電を優先するため、経産省、電力会社、御用学者たちは、国民に原発以外のオルタナティブ (代案)を考えさせないように、巧みに情報操作をしてきました。
メディアを使って、一方的な情報を流し、国民を騙して「原発以外の選択肢はあり得ない」ということを信じ込ませてきました。
正しい技術情報が国民に伝えられておらず、原発洗脳が続いていたのです。
しかし、原発事故後は、ようやく安全神話の洗脳が解かれ、原発に代わるオルタナティブについて議論できる時代がやってきました。
これからは、正しい情報に基づいて、どんな発電形態がいいのかを冷静に議論することが必要です。
よく「日本にはエネルギー源がない」といわれますが、これも洗脳の一種でしょう。
物理学を学んでいる人にはよくわかると思いますが、エネルギーは、どこにでも存在しています。
質量があるだけで、そこには莫大なエネルギーがあるのです。
問題はエネルギーの取り出し方です。