ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

大琳派展のあとにまた沈没

2008-11-08 18:45:00 | Weblog
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
          (↑これをクリックするとホームページに行きます)


 以前からK君が行きたいと言っていた大琳派展(11月16日まで、東京国立博物館)に同行。午前中は雨との予報でしたが幸いほとんど降らず、お昼前にはきれいな秋晴れになりました。
 修学旅行でしょう、上野公園には小中学校の生徒たちがたくさん来ていました。

 大琳派展はかなりの人気で混んでいるだろうなあと覚悟していたのですが、大混雑というほどでもなく、じっくり見ることができました。 
 俵屋宗達・尾形光琳・酒井抱一・鈴木其一による4つの「風神雷神図」を一度に見比べることができたのは大収穫。

 絵巻物を見ていたちょっと年輩の女性が連れの女性に「あらこれ、うまいじゃない」と言ったのには思わず吹き出しちゃいました。  あのねえ……。
 60代ぐらいの女性が連れの男性に「なかなかだけど、ジャクチュウには負けてるわねー」と発言していたのにびっくり。伊藤若冲のことだと思いますが、何を基準にしているんだろか?
 物品販売のコーナーで、蓋に「風神雷神図」が描かれている土鍋を見てびっくり、それが8万4千円もするのにさらにビックリ。
 ああおもしろかった。 
 

 せっかく出てきたのだからと、銀座線で青山一丁目へ。神宮外苑のいちょう並木にも寄ってみました。まだまだ緑色で、黄金の木々は見られませんでした。


まだまだ緑が濃いいちょう並木。


 ついでに、知り合いが開いている表参道の近くの和食器屋さんへ。
 美術、自然、器……眼福眼福。

 目が満足したあとは口腹も幸福にということで、いつものごとく十条の斉藤酒場へ。K君は斉藤酒場のお母さんに「まあKさん、やっとうちを思い出してくれたのね」なんてちょいと突っ込まれてテレてました。
 かなり歩いたのでビールがとってもおいしい。二人でビール大瓶6本、日本酒6本、つまみ5皿ぐらいで5千円ほど。このご時世で100円台のおつまみはなくなっていましたが、でも安~い!
 K君が連れて帰ってくれるだろうと安心していたからでしょう、後半の記憶なし。気持ちよーく酔えました。やっぱり幸せな1日でした。ありがと。