ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

課題へのおこたえ

2007-01-08 23:59:01 | 本や言葉の紹介
 新年早々、抱えてきた課題にひとつのおこたえが届きました。
 私はこのホームページの自己紹介のページに次のように書いています。

 自分はボディーワークとスピリチュアルワークを通してどんなことをしているのだろうかと考えていたとき、「たまふり たましずめ」 「揺り動かし  体と魂の揺り動かし」という言葉をいただきました。これらがどういう意味であるのかがすっかりわかったわけではありませんが、今はこの言葉・精神を、自分の道を歩むための大切な道標としています。

 「たまふり たましずめ」という言葉をいただいたのは、原宿で用事を済ませて駅への道を歩いていたときで、届く言葉をメモするのに精一杯。家に帰ってからその意味についてインターネットなどで調べてみたのですが、明確にはわかりませんでした。両方とも鎮魂という意味であるという説明もありましたが、それには納得できませんでした。

 私としては「たまふり」は例えばおみこしをかつぐときのように、魂を揺すり上げ、大きく振って、活性化させること、「たましずめ」は荒ぶる魂を静かにさせることのように感じたからでした。

 神道関係の本をもっと詳しく調べればきっとわかったのでしょうが、そこまでしなくてもいいかなと思ったことと、ずっと以前に「疑問は疑問として持っていなさい」という言葉もいただいていたことで、“とにかくこれは道標だし課題なのだ”ということを心にとめておくことにしようというところでおさめていたのです。

 それが先日、大好きな鎌田東二さんの新しい本を読みたいなと思い、検索して何冊か読んだところ、「神様たちと暮らす本」(文:鎌田東二/絵:ながおひろすけ PHP研究所)の『7.神楽』中に明確なお返事があったのです。抜粋してご紹介します。


『遊び』とは、魂と体を生き生きと活性化させ、甦らせるワザ。
それが、魂をこの身に招き入れる「招魂」としての
「鎮魂(たまふり・たましづめ)」。
たまふりとは、たましいをふるいたたせて、
活力に満たすこと。
たましづめとは、たましいを静め、
安定させること。
それは生命力の更新、
リニューアル、
再生の儀式。

「神楽」とは、生きる力の源泉、歓びの泉。

さあ、ウズメの神さまの力を得て、
一緒に「神楽」して生きましょう!


 もうびっくりでした! たましずめは、魂を静めるだけではなく安定させることなんだ。この「安定」という言葉で今までひっかかっていた疑問が解けました。そして「更新 リニューアル 再生」という言葉にウーンとうなってしまいました。
 というのは、「ふうるふうる」の(もちろんその前身の「たらセラピースペース」の、そして私自身の)テーマが“再生 再誕生”。つらい状況を生き延びて再生・回復・再誕生するのを応援するというのを大きなテーマとしているからでした。

 誠に、よい時期によい導きをいただくものですね。このメッセージをもっと深く感じ、考えていきます。