花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

“たそがれ清兵衛”感想2

2014年12月24日 | 諏訪商店街振興組合のこと

 Mさんからの感想です。皆出席のMさんは、小古曽から自転車で来ていただいています。帰りにお会いしたので「気を付けてお帰りください」と話したところ“たそがれ清兵衛”にはすごい感銘を受けたと感慨深げでした。山田監督の「10人の人に漫然と観ていただくより、2人の人が涙を流す映画を撮りたい」の言葉を思い出しました。

 「感動!感動!参った気分です。清兵衛の生き方に唸りました。自分の運命に何ら不満を抱かず、優れた文武の力を持ちながら表に出さず、ひたすら可愛い家族を愛し、30石の低い禄高当然と理解し、わが子を正当に育て上げ、まさに日本人の手本、人の鏡と心に沁みました。自分の生き方に恥ずかしく反省しています。成人した以登曰く「父を誇りに思う」というしつけ方には、心からの尊敬以外にはありません。私は80歳に近く、清兵衛の眠る地に逝ったら、師と仰ぎ、真人間になるよう努力したい。それにしてもさすが山田洋次監督、重厚な作品です藤沢周平の原作を読んでみたいです」

  Kさん、いつも感想をありがとうございます。

「① 田中泯さんの「狂」の演技が凄かった。普通の会話のようで、あの時点(対決のシーン)で「狂」が含まれているのではないでしょうか?なぜなら「竹光」のキーワードでいきなり闘いのスイッチが入ってしまう。それが「狂」なのではないでしょうか。普通のようで普通ではない凄味。

 ② いつの時代でも清廉潔白だけでは生きにくい。上司の理不尽な要求にいやいやでも受け入れなければならなくなる。今のサラリーマン生活と変わらないのではないでしょうか?派閥争いに負けた方を勝った方が追い詰め、その中の一匹狼(特に手負いの)をやっつけるのに、一番損な役回りを押し付けられる。

 ③ 石高が分かりません。30石であのように赤貧洗うが如くの生活になるのでしょうか?1石がどの程度の米に変わるのでしょうか?清兵衛が家族4人で生活するのに30石では足らないのですか?年収を意味しているのは分かるのですが。

石高については調べてみます。

吉村先生へのお尋ねです。

○ 寅さんシリーズ1~48作の中で絶対観ておいた方が良い作品(自分はバラバラで半分くらい観ている)、見逃すなという作品をベスト○○で教えてください。



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