花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

商店街に新しい風を

2009年08月05日 | 諏訪商店街振興組合のこと
          
8月3日午後4時より、表参道スワマエにある空き店舗跡の利用方法に関して、HさんとM氏をお招きし四日市諏訪商店街振興組合の三役と話し合った。
お二人は来る9月19日、某ショッピングセンター駐車場において、手作りと自然、想い品や手作り教室を集めたテント村を開催する。
 このテント村は、集客イベントやミニコンサートを開きながら工芸品・雑貨の展示販売、教室や習い事教室などのブースを並べ、エコ・手作り・オリジナル物に関心のある女性や主婦層をターゲットにしたコミュニティの場を提供しようとするものだ。
 京都百万遍の手づくり市を連想するが、これに教室という普及・教育の場を加えたことが注目される。つまり、こういった場の拠点となるアンテナショップを商店街内に常設することでいつでも誰でも参加できることになり、商店街にも新しい賑わいを創出できるのではないかと考えられる。
 ただ、出品者からの売上歩合や教室への参加費だけでは店舗維持の採算がむつかしいことから、組合で喫茶を主軸とした店舗をつくり、ここに展示・会合ができる場を取り込めばいいのではないかということになった。
 自分の持つ技術や製品を公開したいと考える女性は多いということだが、こういった人たちへの行動に出るきっかけづくりができれば市民の注目を集める店舗が出来、商店街の活性化に寄与することになる。
 問題は改装にかかる初期投資で、喫茶が出来る店舗となると相当かかる。
表参道スワマエに、新しい風を取り入れるきっかけになるか・・・・。
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マキノ雅彦「次郎長三国志」

2009年08月04日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
DVD「次郎長三国志」を借りてまいりました。仁侠映画は好きではありませんが、監督がマキノ雅彦、次郎長に中井貴一となると観ないわけにはいきません。
笹野高史扮する法印の大五郎は、三馬政に掠め取られた昔の女“お団”がある宿場で捨てられ身を持ち崩していることを知り、次郎長から金を預かり迎えに行きますが、一人戻ってきました。
          
次郎長「お団はどうした?」
大五郎「ただいま戻りました。ヘェ、お団は死にました。
          
まるでワィを待っていたように死にましてン。
もうだいぶ体が弱っていたそうで。
親分がお団と夫婦になれというてくれはった言うたら、
アホやなぁ、まだ分からへんのか、夫婦になりたいのはお前とやない三馬政とや。
ほんまに、アホやなあ あんた
ええんやけど、どんなおと・・・・・・・・
          
          
どんなおとこよりも
法印さんが一番ええ人やった ハハハ
涙浮かべて笑いますねん
ワイも泣きましたがな
お団が不憫で かわいそうで
抱きしめてやりました。
          
追 記
お団は、体の大きな 決して美人ではなさそうです  
しかし、これには泣かされました
まさしく名演技 デアリマシタ
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ヨソ者・バカ者・若者記

2009年08月01日 | おいらの商店街
今日から大四日市祭り。残念ながら雨。四日市商店連合会が出す甕破り山車の準備、と言うよりも埃にまみれ、蚊にさされながらの掃除に、先ほどまで参加させていただいていた。
明日の運行はお天気次第。できるのか、できないか、大家さんと樋口さんが頭を痛めている。あとの連中は「ヤメトケ、ヤメトケ」といった感じだ。
さて、マッチャンからもらった朝日新聞の切り抜き「ニッポン人・脈・記」。まちおこしは人に尽きる、それもヨソ者・バカ者・若者と言うお話。
ある日、店の二階からドカン、ドカンと大きな音がする。ここは小布施にある枡一市村酒造場。「社長、壊しています!」と叫んで社員が飛び込んできた。
セーラ・マリ・カミングス嬢はペンシルベニア生まれのアメリカ人。日本にほれ込んで留学。長野五輪関係の仕事から、その後小布施の酒屋に就職した。
社長が駆けつけると、セーラが鉄のハンマーを振り上げて壁を壊していた。
議論ばかりして店を改修するかどうか結論を出さない。その煮え切らなさに、セーラは痺れを切らしたのだ。
社長の市村は笑う「ヨソ者が入れば波風が立つ、とは思っていました。でも台風でした」
こうしたセーラの実行力で、小布施に浮世絵の北斎会議を誘致させたり、ハーフマラソンを成功させたりで、小布施の活性化に手腕を振るっている。
次に紹介のバカ者は、熊本県黒川温泉で老舗の旅館を営む後藤哲也氏。
彼は、旅館の裏山に3年半かけて、自らのノミと金づちで洞窟の露天風呂を掘りあげた。硬くて1日数センチしか掘れなかったことも。旅館仲間からは変人扱いされて浮き上がった存在に・・・。
しかし、完成した露天風呂は評判を呼んで大好評。閑古鳥の鳴く旅館街でますます孤立化してしまった。ところが、まちに戻ってきた2世・3世の若者たちが注目した。彼は理解ある青年たちに露天風呂作りを教えた。
彼らはいまや温泉街おこしの先頭に立って活躍している。
最後に、山梨県立大教授の市原実氏はこう結ぶ
「価値を発見するヨソ者、突破するバカ者、柔らかな頭の若者。うまくいっているまちにいくと、必ずそんな魅力的な人に出会います」
変人扱いされても執念をもって続けること。街づくりに必要な人間なのかもしれない。
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