花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

久住書房さんのお話

2009年08月18日 | おいらの商店街
トイレの週刊文春から・・・
お盆休みでベスト本の特集が載っておりました。
「売れない文庫」で奇跡の復活
札幌駅から少し外れたところにある「くすみ書房」さんは本が売れなくなり閉店まで考えた。しかし、アイデアひとつで奇跡の復活。
「今まで売り上げばかり考えていましたが、集客を第一に考えることに。そのためには誰もやらないことをやるしかない。そこで、『なぜだ?!売れない文庫フェア』を企画したんです。新潮文庫の売り上げ下位700冊近くとちくま文庫の売り上げ下位800冊でやってみたら大盛況。用意した1500冊が一ヶ月足らずで全部売れました」
これをきっかけに出版社からの依頼もきて、中公文庫や岩波文庫でも展開、閉店の危機は脱したのです。
普通だったら「そんな売れない本を並べても・・・」と躊躇するのですが、くすみ書房さんはやってのけた。
それからは「人を集める」をコンセプトに、店内での朗読イベント、英会話教室、文章教室などを積極的に仕掛ける。
「朗読は二ヶ月くらいでやめる予定でしたが、ボランティアの方が増え、5年経った今でも続いています。社員からもアイデアを募っていて、一見、本とは関係のない工作教室のような企画でも、三人集まる企画なら即採用。お金のかかるものはできませんけど(笑)、とにかくお客様に来ていただける店作りをこれからもやって行きたいです」と結んであった。
イベントを考えても、どれだけ集まるのか不安。でも「三人でも始めます」の気持ちで取り組めば、気楽に実行できそうですよネ。
コメント
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