![Simg_5051t_2 Simg_5051t_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/0d/e44b19ca16fb913be8fdf08bc8cb1a15.jpg)
勤労感謝日の一昨日、銀座で撮影会があった。
モデルは色白な若い女性が一人。カメラマンが10人だったので、落ち着いて撮影出来た。
写真の出来映えは別として、とても楽しい時間だった。
男性の一人は、隻腕カメラマンであった。右手がなく、ブルゾンの右腕部分は、折られていた。
つまり左手一本で、巧みにカメラ操作をしているのだ。見事だった。
昼食時、私は隻腕氏を食事に誘った。
Sさんという彼は、私よりも5歳年下のプロカメラマンだ。
3歳の頃、鉄道事故で右手を失ったのだという。
しかし、もの心つく前からのことなので、不自由さは感じたことがなかったとのこと。知恵が身体の動きを創っていったということなのだろう。
カメラも左手だけで、巧みに操作していた。ただし、15センチ程度の小さな三脚をつけていた。
シャッタースピードが1/60秒以下であれば、ブレの問題はないと力説していた。
もとよりプロの言葉だから、説得力十分だった。
手が震えるの、腰がふらつくのと言い訳の多かった私自身、とても恥ずかしくなった。
私にはまだまだ努力の余地がある。努力をすれば上達するかもしれない。
大いにフアイトが湧いた。
Sさんは、12月下旬にアメリカへ行き、そちらで定住するのだそうだ。
勇気づけられた撮影会であった。
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