![Simg_4625t Simg_4625t](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/cd/1a3afc70e5d0178d446fb75d2231506e.jpg)
傍若無人とも言える勢いのセイタカアワダチソウが、すでに枯れ始めた。
キク科アキノキリンソウ属の多年草で、北アメリカ原産だそうだ。
どのような経緯で日本に移入してきたのだろうか。今はもう、到るところで繁茂し、黄色い花を咲かせている。
そのセイタカアワダチソウも、秋が深まってくれは、さすがの猛威も衰えてくる。
衰えてはきても、崩れるように朽ちるわけではない。もちろん、立地条件にもよるのだろうが、背筋を伸ばしたまま枯れている。
寒空に向かって、枯れ姿を突きだしている。
思いのまま生きた矜持が、その立ち姿に出ているのだ。
果たしてこの私に、いかほどの矜持が残っているだろうか。
あるがまま生きたる草の今枯るる 鵯 一平
その根方付近に、背の低いセイタカアワダチソウが、小さな花を咲かせていた。
輪廻転生。そんな言葉を思わせた。
そうだ、やり直せばいいではないか。
「生きがいの創造」を思いだした。
![Img_4612t_3 Img_4612t_3](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/67/d1ab0538e0d57f68be4a8d097bdeff84.jpg)
この花、写真では同じ大きさにしてあるが、実物は枯れた花の1/10程度の大きさ。
よく見れば、可憐だ。1本の茎から2つの花。寄り添うように咲いていた。
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